2004-01-01から1年間の記事一覧

おじいさんはメッセへ柴刈りに、おばあさんは有明へ洗濯に。

というわけで行ってきた。行ってきたよう『COUNT DOWN JAPAN 04/05』の初日。雪の降る幕張は寒かったけど、同日冬コミに行かれた筋金入り共に比べりゃ屁でもなかったであろう。すんなり入れたし。 色々迷ったものの、結局GOING UNDER GROUND→斉藤和義→奥田民…

牛の首エフェクト

子どもの王様 (ミステリーランド)作者: 殊能将之出版社/メーカー: 講談社発売日: 2003/07/30メディア: 単行本 クリック: 10回この商品を含むブログ (95件) を見る 殊能将之『子どもの王様』読了。 ……しまった、牛の首エフェクトが発動した。牛の首エフェクト…

いま、そこにある魔術。

レキオス作者: 池上永一出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2000/05メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (12件) を見る 池上永一『レキオス』を読了。 以前、沖縄出身の後輩くんが「うちの地元を舞台にした『ブラックロッド』*1がありますよ…

『予言』について、もっと詳しく 〜カカシ少年時代編に対する説教 / 週刊少年ジャンプ感想・番外編の2

2004/12/20の続き。 これからNARUTOのカカシ少年時代編に対する遠回りな説教をしますよ。みんな集まれー。 ええー、ごほん。物語において、その結末を何らかの形で鑑賞者が予め知っている、という形式を仮に『予言形式』と名付けるとします。これを予言の手…

永久凍土の底に愛がある

キリストが生まれ、キリストが導き、キリストによって守護された双魚宮の時代はとうに終わりを告げ、既に新たな二千年紀、すなわち人類の真なる知識と博愛によって切り開かれるべき宝瓶宮の時代が始まっている――というのに今なおキリストの生誕を祝うなど、…

シリーズ・テニスの王子様がSRCデータ化したら(その1) / 週刊少年ジャンプ感想・番外編

参考:SRC公式サイト ニュアンス。SRCというのは要するに『スーパーロボット大戦ツクール』とでも呼ぶべきフリーウェアなんですが、このシステムに従って『テニスの王子様』キャラクターをデータ化することで、連中の変態能力を戦闘能力という別の評価軸に換…

n個の物語形式の一つ、『予言』 / 週刊少年ジャンプ3・4合併号感想

◆NARUTO オビトもう死ぬのか! 多分次回で番外編の最終回だろうけど、この話数でやるんならせめて初めから写輪眼開眼してなくちゃ……。せっかく『予言』という魅力的な物語形式*1を使ってるのに、それがあんまり生かされていない。もったいないなあ。 ◆HUNTER…

麻耶雄嵩『螢』感想

螢作者: 麻耶雄嵩出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2004/08メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 153回この商品を含むブログ (125件) を見る「やってくれた。麻耶“ミステリ・インブリード”雄嵩がまたもやってくれた。噂には聞いていたが、確かにこいつは凄い…

ただこんなことが今日あったという歌だよ

学会の会場設営のお手伝いで、久しぶりに七時半などという文化的な時間に起床。なんというか、すごく人類の夜明けだ。文字通り人類の夜明けだ。良くわからないけど。半分以上目を閉じた状態で自転車を操り、一度以上の生命の危機(早朝の道路はトラック野郎…

東野圭吾『超・殺人事件 推理作家の苦悩』感想

超・殺人事件―推理作家の苦悩 (新潮文庫)作者: 東野圭吾出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2004/04/24メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 110回この商品を含むブログ (117件) を見る 『名探偵の掟』(感想:2004/12/04)が推理小説のお約束に対する皮肉気味ジ…

本日のガンダム体験(ガンダム・エクスペリエンス)

我が脳髄、スレッガー中尉に悶え狂う。 有名な台詞、 「悲しいけど、これって戦争なのよね」 は、これまで僕の脳内プレイヤーでは 「悲しいけど、これって戦争なのよね……」 だったのだが、実際には 「悲しいけど、これって戦争なのよねえ!」 だった。萌えー…

アストロ度

アイシールド21もアニメ化とのこと。これで現連載作品のうち、実に八作品がアニメ化していることになる。約40%……! 新作、打ち切り予備軍等を除いていけば、むしろアニメ化してない方が少数派である。アニメ化には最低50話くらいのストックが必要、アニメ化…

という日記はどうか。

初めて東京ドームへ行った。 その大きさは想像以上のもので、ということは、これまで各所で見てきた『東京ドーム〜個分の広さ』というコピーからいつも僕がイメージしていたものはみんな現実のものよりも小さかったのだな、と感心した。 という夢を見た。 東…

『伝奇集』おぼえがき。

伝奇集 (岩波文庫)作者: J.L.ボルヘス,鼓直出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1993/11/16メディア: 文庫購入: 32人 クリック: 158回この商品を含むブログ (164件) を見る 普段あまり読まない類いのものに手をつけてみようキャンペーンということでホルヘ・ル…

『星の玉子さま』立ち読み中に思ったことを脈絡つけずに投げる。

STAR EGG 星の玉子さま作者: 森博嗣出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2004/11/03メディア: 単行本 クリック: 17回この商品を含むブログ (90件) を見る 参考:外サイクロイドと内サイクロイド 問1:半径4の大円の外側を半径1の小円が滑らずに1まわりしま…

疲れている。

1〜3のうち、どれか一つは嘘だ。とか言ったら驚愕だが(意味がわからなくて)、残念ながらそんなことはなく、どれも本当、つまり、普通の近況報告である。オチ等、納まりを良くする一文はない。まあ良いか。所詮は近況報告だし。終わっちゃえ終わっちゃえ…

近況報告その3。

もしもここにドラゴンボールが七個あったら、就職活動をこの世から消してもらいたい。それくらい面倒くさい。ピッコロ大魔王はその次に消せば良いと思う。

近況報告その2。

日本在住の成人男性として必要最低限な教養を身につけるべく、ガンダムを観ることにした。もちろん初代、いわゆるファーストガンダムである。毎回のように聞ける、『ネタとしては知ってるけど実際には初耳な台詞』が嬉しい。「諸君らの愛したガルマ・ザビは…

近況報告その1。

日頃の行い&心掛けが常人の三倍良かったせいだと思うのだが、『COUNTDOWN JAPAN 04/05』初日にほとんど対価を支払わず行けることになった。顔ぶれはこちら。とりあえず奥田民生とトライセラは絶対外せんとして……お、ストレイテナーがいる。最近友人に勧めら…

『CUBE』 meets 『セブン』 〜出逢うべきでない二人〜

というわけで「ソウ」(SAW)を観てきたのだった。公式サイト。誰が呼んだか知らないが、“『CUBE』 meets 『セブン』”の肩書きが的確すぎて笑う。つまりそういう映画である。まあ、それで二作品分面白くなればラッキーだったが、そうそう巧くいくもんでもな…

人間の証明

携帯を心臓に当てても誤作動しないので、私が人間であることが証明された。

本日のMr.FULLSWING

もう駄目だー 「ただの分身ならまだしも」って言葉が楽しすぎるー 「まだしも」じゃねーだろ「まだしも」じゃ

「か……壁の中にひき肉ミンチマシーンがッ!」

これから「ソウ」(SAW)観に行ってきます。 CMとかで見る限り、荒木飛呂彦の珠玉短編『死刑執行中脱獄進行中』っぽい話を期待してしまうんですが、さてどんなものか。

判り易いジョークはうるさい、判り難いジョークはキモい。はてさて。

名探偵の掟 (講談社文庫)作者: 東野圭吾出版社/メーカー: 講談社発売日: 1999/07/15メディア: 文庫購入: 10人 クリック: 147回この商品を含むブログ (233件) を見る 東野圭吾『名探偵の掟』を読む。 発想○センス×。一言でいうとそんな作品であった。 内容を…

つまらない、というだけの感想良くない。わかっちゃいるんだが――。

さて、とっくの昔に『ファウストvol.4』は発売しているわけだが、悲しい噂を聞いたので買っていない。友人曰く、滝本竜彦『ECCO』が全四話中三話まで載っけて連載終了。最終回は今度出る新刊に書き下ろしで収録、だそうである。 「ふざけるな……っ! クズ野郎…

せめて一試合くらい一必殺技で切り抜けろ

「お、お、お」「お?」「お――終わりか! 終わるのか! 『おれはキャプテン』! 通称『おれキャプ』!!」「……ああ。そいや君、ベタ誉め(2004/11/18)してたね」「まったく、いつもこうなんだ……気に入った奴らはみんな、僕より先に死んでいく……」「死んだら世…

『盲人の観ている世界を映像で表現する』という矛盾……ッ!

「ここに一人の盲人がいたとしよう」「はい」「君はさる止むを得ない事情によりその盲人に近接戦闘を仕掛けねばならない。どう思うかね」「やですよそんな。だって盲人ですよ。心眼ですよ。聖闘士は五感を失うことでセブンセンシズに目覚めるですよ。危険極…

禁止禁止、ポエム禁止。

奥様はネットワーカ (ダ・ヴィンチブックス)作者: 森博嗣出版社/メーカー: メディアファクトリーダヴィンチ編集部発売日: 2002/07メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (45件) を見る 森博嗣『奥様はネットワーカ』感想。 コジマケン(浮遊研…

強さのインフレを防ぐために 〜『おれはキャプテン』の例による〜

おれはキャプテン(6) (講談社コミックス)作者: コージィ城倉出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/12/17メディア: コミックこの商品を含むブログ (11件) を見る 週刊少年マガジンにて連載中の『おれはキャプテン』が相当面白い、なんてことは今さら言うまで…

滝本竜彦『NHKにようこそ!』感想

NHKにようこそ!作者: 滝本竜彦,安倍吉俊出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2002/01/28メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 75回この商品を含むブログ (185件) を見る とりあえず『ノンストップひきこもりアクション!』というアオリを思いついた奴は色々と…