2004-08-01から1ヶ月間の記事一覧

『アンチ少年漫画としてのシャーマンキング』再び

シャーマンキング 32 (ジャンプコミックス)作者: 武井宏之出版社/メーカー: 集英社発売日: 2005/01/05メディア: コミック購入: 1人 クリック: 52回この商品を含むブログ (35件) を見る シャーマンキングが終わった。終わってしまった。 あの作者のことだから…

私の桶はこの夏のアウトライン

今度はゼミ合宿で熱海へ行っておりました。というとゴージャス感あふれる印象ですが、宿泊施設は大学の実験場に併設する寮。着いてまずすることは掃除。四年生がゼミ発表をする間に我々院生が炊事。そのためにまず車を二十分走らせて買い出し。それでもまだ…

夏の夜の会話

《日本、金メダルー! これで金メダル獲得数は世界第三位となりましたー!》 「楽しいね、オリンピック」 「ああ楽しいね」 「感動するね、オリンピック」 「ああ感動するね」 「もうすぐ閉会式だね」 「早いものだね」 「一年中オリンピックだったら良いの…

ちなみに『リーグ・オブ・レジェンド』は評価:【C】

BSで『名探偵登場』(1976年、米)を鑑賞。 以前『リーグ・オブ・レジェンド』を観たとき、これの名探偵版とか創ったら楽しそうだなーとか思ったものですが、なんと30年も前にやられていました。僕がぱっと思いつく程度のことは大体昔の人が既にやっている…

九月期ジャンプ打ち切りレース、開催迫る

それは数ヶ月前、後輩女史から聞いた話だった。 「私の友達で、ビデオ屋でバイトしてる子がいるんですけど」 「うん」 「そのお店の近くに、藤崎竜の仕事場があるらしいんですよ。仕事場っていってもただのマンションの一室らしいんですが」 「藤崎竜って………

王太郎が来ない

BSで『スパイ・ゾルゲ』を鑑賞。 例え作品内の主張がどれだけ正しく、かつ美しかったとしても、ラストにイマジン流しちゃったら大体お終いである、ということがよく理解できました。押し付けがましいのはやっぱ無しです。 まあそれを脇に置いておけばなかな…

ジャンプ感想。或いは『アンチ少年漫画としてのシャーマンキング』

あんまり日記書いてる暇ないんで一週遅れのジャンプ感想でお茶を濁すよ。いつもみたいに意味不明の前フリを書いてる時間さえないんだ! 毎度のことっちゃあ毎度のことなんですが、ジャンプが手元にないため台詞引用は一部正確ではありません。予めご了承のほ…

『TVでやってた』『血液型性格診断』『最新の』『研究』

日記を休んだ二日間、親戚の集まりで越後湯沢に行ってました。スキーシーズンならいざ知らず、夏に来る酔狂な観光客は少ないようで(盆地なので避暑地にもならない、というか最高気温38℃。設定温度間違ってますよ>神)、街のウェルカム気分はゼロ。それがむ…

誰か『風の大地』謹言集とか作ってください。

Google検索『木更津×香月』で来られた方がいた。 『この気持ちを屈辱というのかッ!? この薄汚い気持ちが屈辱なのか! 私は初めて知った、私の心は汚れたッ!!』(シルバー・スコット・ウォーレン*1談) 怒りを紛らわすために『シルバー・スコット・ウォー…

『わたしは、それでも……楽しかった時も覚えているから』 渋い〜

以前にもちらっと書いたけど(7/29の日記)、改めてふつふつと書く気が沸き起こってきたので、秋田禎信『我が聖域に開け扉(上)(下)』の感想。魔術士オーフェンシリーズに関する基礎知識がない方は置いてけぼりでしょうがご容赦を。 さて、ずっと伏線引っ…

三行詩

飲み会にて。 「パジャマパーティって何だよ! パジャマもパーティもエロ単語じゃん!!」 良い後輩を持ったと思った。

踊れ踊れダーヴィッシュ 〜憂鬱サッカーダンスの思い出

「箪笥といえば、思い出す。君は『憂鬱サッカーダンス』という漫画を知ってるかい? ──いや、知らないか。まあそれも仕方ない。何せ週刊少年ジャンプに昔一回だけ、それもHUNTER×HUNTERの代原だかで載った読み切りに過ぎないからね。 作者は新田瀕死。名前で…

「箪笥の中には何がある?」「夜と粉と髭と泥」

後輩のおすすめ映画『箪笥』(公式サイト。いきなり主題歌流れるので注意)を見に行く。最近流行りの韓国産ホラーである。既にドリームワークス(ほら、スピルバーグとディズニーの人が組んで立ち上げたあれだ)が史上最高額でリメイク権をゲットしていると…

麻耶雄嵩(マヤユタカ)『名探偵 木更津悠也』感想

名探偵 木更津悠也 (カッパ・ノベルス)作者: 麻耶雄嵩出版社/メーカー: 光文社発売日: 2004/05/20メディア: 新書 クリック: 3回この商品を含むブログ (72件) を見る 「我これより、汝が名を七度呼ばん!」 「麻耶雄嵩! 『新本格の末弟』!!」 「麻耶雄嵩!…

見せてやるよ、本当の日記って奴をね(その2)

炎天下、エンストしてしまったらしい白バイを汗だくになって押す制服警官に不思議な物語喚起力を見た。

ジャンプ36号感想(機能的なタイトル再び)

「ナルトくん」 「はい」 「ピューと吹く!ジャガーくん」 「はい」 「武装錬金くん」 …… 「武装錬金。武装錬金はまた休みか」 「あ、武装錬金くん、こないだの臨海学校ではしゃぎすぎて熱出したって言ってましたー」 「そうか。武装錬金、欠席、と……。次、B…

見せてやるよ、本当の日記って奴をね

隣のいわゆる教育系サークルの部屋に日の丸が飾ってあるのを見て一口に教育系サークルといっても一枚岩ではないのだなあと感じた。

もう何がなにやら

ニコラス・D・ウルフウッドさんは言いました。 「身内に向けられる銃口は、心底胸が冷えるな」 日頃から『人非人』『石の心臓』『オートマータ』などの愛称で親しまれるわたくしリンドウですが、目の前から向けられる悪意には割と堪えました。それでしばら…