2006-03-01から1ヶ月間の記事一覧

お知らせ 〜みんなによろしくと〜

この四月より、大変腹立たしいことに働くおとなになってしまう私ことリンドウなのですが(何が腹立たしいって、この数年の間に働かないおとなに至る道を切り開くことのできなかった自分自身に腹が立つ)、転居先にネット環境が整うまでどうも数週間はかかる…

ジーン・ウルフ『デス博士の島その他の物語』読了。

デス博士の島その他の物語 (未来の文学)作者: ジーンウルフ,Gene Wolfe,浅倉久志,柳下毅一郎,伊藤典夫出版社/メーカー: 国書刊行会発売日: 2006/02/01メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 56回この商品を含むブログ (135件) を見る 短編集です。“Death”“Doc…

これがBaritsu!

ジーン・ウルフ『デス博士の島その他の物語』がちょっと面白すぎるので再読中。日記を書いてる暇なんてないので、今日は他所様の記事を紹介してお茶を濁そう。えい。 ◆『バリツ』は実在した(『サイコドクターぶらり旅』より) 『バリツ』といえばかのシャー…

「貴方のいない四週間、一体私たちはどうすれば!」「妄想すれば?」

さてさて。跡部様強制坊主の興奮冷めやらぬ昨今ですが、僕としてはもう次の試合、四天宝寺vs不動峰戦が楽しみでならないですね。というのもこの試合、不動峰部長・橘桔平、通称“金色の橘”に見せ場をつくる最後のチャンスだからです。 思えば橘は本当に意味の…

後輩からの贈り物 〜俺に捧げるテニプリ祭り〜

昨日は大学の卒業式だったのですが、そのお祝いに、後輩諸子から劇場版テニスの王子様DVDを頂いてしまいました。しかもなんの特典だか跡部様と皇帝・真田の栞つき。お、お前らー! まったく、良い後輩に恵まれました。リンドウさんは幸せ者です。

週刊少年ジャンプ16号感想・補足

って『エスキース』作者の高橋一郎さんとやら、誰かと思えば『ドーミエ』の人かぁ! 宇宙刑事の名前がクールベだったからまさかとは思ったけど……。四年前くらいに手塚賞取って読み切りが載った人です。 確か『ドーミエ』は愚にもつかないシュールギャグ漫画…

古橋秀之『ある日、爆弾がおちてきて』読了。

ある日、爆弾がおちてきて (電撃文庫)作者: 古橋秀之,緋賀ゆかり出版社/メーカー: メディアワークス発売日: 2005/10メディア: 文庫購入: 23人 クリック: 230回この商品を含むブログ (355件) を見る こんな萌え萌えしい表紙の本を買ったのは久しぶり。図書館…

名言メモ

「常識とは、時の流れの上に座りて威張りたてる不届き者だ。 そして、痴れ者ッ!!」 今週の『風の大地』、ブラッド・オーウェンの台詞より。 『風の大地』なんて皆さんあまり読んでないと思いますけど、言葉使いの巧さには相当見るべきところのある漫画なの…

週刊少年ジャンプ16号感想

◆テニスの王子様 終わった。『過去の戦績から判断する氷帝学園の最適なオーダー』を書いたのが昨年の六月だから、それ以来約九ヶ月。九ヶ月にもわたって毎週毎週爆笑とともに感動を与えてくれたvs氷帝学園戦、ついに決着となりました。僕らの愛した《氷原の…

森博嗣『すべてがEになる』読了。

すべてがEになる―I Say Essay Everyday (幻冬舎文庫)作者: 森博嗣出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2001/12メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 53回この商品を含むブログ (38件) を見る 森先生のweb日記第一弾。1998年1月〜12月分を収録。圧倒的物量で迫り来…

森博嗣『捩れ屋敷の利鈍』再読。

捩れ屋敷の利鈍 (講談社文庫)作者: 森博嗣出版社/メーカー: 講談社発売日: 2005/03/15メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 8回この商品を含むブログ (93件) を見る 他の多くのVシリーズ作品と同様に、このお話にも放置される謎がある。いや、『シリーズを通じ…

倉阪鬼一郎『十三の黒い椅子』読了。

十三の黒い椅子 (Mephisto Club)作者: 倉阪鬼一郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2001/12メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見る メタメタ系仕掛け本。先にあとがき読もうとしてうっかり捲ると後悔します。きちんと頭から読んで…

劇場版『機動戦士Zガンダム』雑感

ところで劇場版Zガンダムは大変面白かったですよひゃっほう。友人宅で第一部『星を継ぐ者』・第二部『恋人たち』を試聴後、寂れた映画館で第三部『星の鼓動は愛』。DVDで見直したらようやく戦況の流れがわかってきた。第三部もそのうち見直そうと思う。 以下…

日々のことどもその三 形式編

ご覧のように書影リンクを表示してみることにしました。 元来、興味のある方は各々勝手にググれば良いじゃん、Amazonリンクなど余計な世話、という立場にいたわけですが、このほど大学の後輩男子が『どんがらがん』を『どんがらどん』と勘違いしてGoogle先生…

日々のことどもその四 最後の図書館編

荒れ狂う春嵐の中図書館へ赴く。 この街はもうすぐ離れることになるので、いつものように予約を入れるわけにはいかない。置いてある本からのみ選ぶことになる。選んだ。 ・ジーン・ウルフ『デス博士の島その他の物語』 ・シオドア・スタージョン『不思議のひ…

グレッグ・イーガン『宇宙消失』読了。

宇宙消失 (創元SF文庫)作者: グレッグイーガン,Greg Egan,山岸真出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 1999/08/22メディア: 文庫購入: 10人 クリック: 107回この商品を含むブログ (181件) を見る 量子力学の分野に観測問題というやつがある。この言葉をご存知…

日々のことどもその一 漫画編

平均的な日本のbloggerと比較して、僕はあまりに漫画を読まなすぎるのではないだろうか。そんなことにふと気づき、ちょっと手を広げてみようと思い立ったが午前二時。てなわけで、最近読んだ漫画の話でもだらだらとしようじゃないか。ああしようじゃないか。…

日々のことどもその二 フォン・ノイマン編

ここ二日でフォン・ノイマンの名に三度も触れた。『プラネテス』、『宇宙消失』、『劇場版Zガンダム』。

週刊少年ジャンプ15号感想

この話題を聞くのは皆さんいい加減うんざりだろうし、僕ももう止めよう、もうこれで最後にしようって毎回毎回思っている、思ってはいるんだ、でも、でも――。 今週のテニスの王子様面白ぇ……ッ! テニスなのに。このテニスなのにという言葉も常套句すぎてそろ…

シオドア・スタージョン『一角獣・多角獣』読了。

一角獣・多角獣 (異色作家短篇集)作者: シオドアスタージョン,Theodore Sturgeon,小笠原豊樹出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2005/11メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 70回この商品を含むブログ (75件) を見る 初めてのスタージョン。SFにファンタジー…

石持浅海『扉は閉ざされたまま』読了。

扉は閉ざされたまま (ノン・ノベル)作者: 石持浅海出版社/メーカー: 祥伝社発売日: 2005/05/01メディア: 新書購入: 1人 クリック: 48回この商品を含むブログ (268件) を見る 2006年版このミス・本ミス共に二位。一位の『容疑者Xの献身』(感想→id:rindoh-r:2…

映画『SIREN』観てきた

ひどいことを期待して観に行ったことは否定しないが、それにしたってひどい。 堤幸彦は言いました。 「視界ジャックってのはつまり……追跡妄想なんだよ!」 なんだってー。 評価:【D+】

『ひぐらしのなく頃に解 皆殺し編』ネタバレ感想

遅ればせながら読みました。『ひぐらしのなく頃に』第七話。人気作品ですゆえ、珍しく未読者に気なんぞ使い、ネタバレ反転などしつつ。以下雑感。 まず冒頭からもの凄いフック。いや、例の世界構造のことを言ってるんじゃない、僕が言ってるのはあれだ。『オ…

週刊少年ジャンプ13号感想

ひさびさにジャンプの話でも。 ◆ONE PIECE タイマンバトル×六セットはさすがに勘弁と思っていたので、ゾロと王様が合流したのは助かる展開。CP9が全滅するまで何週かかるか、今から数えておこうと思う。十五週以内で片づくようなら、法王庁にて奇跡認定。 ◆…

最古のblogger(レ・ブロゲル・ピオネール)

最近のお気に入りを紹介。『島清blog』。 サイコドクター風野さんがやっている、大正時代の小説家・島田清次郎のファンサイトですが、この自意識過剰っぷりは現代でも通用するどころか間違いなく天下を取れるレベル。惚れ惚れするほどbloggerです。 日本全体…