映画

ショーン・オブ・ザ・デッド

主人公・ショーンとその悪友であるナードデブ・エドの仲良しぶりが微笑ましすぎて、ショーンの彼女とかどうでもいいからこの二人で生き残ってくれねえかなあ、でもゾンビ映画のお約束としてはやっぱり彼女と二人で生き残るのかなあ、でもでもパロディものな…

スカイ・クロラとプッチ理論

観てきました。当然のことながら。 尺で言って95%くらいまでは驚くほど原作に準拠した内容。最後の5%に差し掛かったところでファーストプレイ時には出なかった選択肢が出現、別エンドへ……というノベルゲーの如き展開。まあループものだからな。そりゃあノ…

劇場版『機動戦士Zガンダム』雑感

ところで劇場版Zガンダムは大変面白かったですよひゃっほう。友人宅で第一部『星を継ぐ者』・第二部『恋人たち』を試聴後、寂れた映画館で第三部『星の鼓動は愛』。DVDで見直したらようやく戦況の流れがわかってきた。第三部もそのうち見直そうと思う。 以下…

映画『SIREN』観てきた

ひどいことを期待して観に行ったことは否定しないが、それにしたってひどい。 堤幸彦は言いました。 「視界ジャックってのはつまり……追跡妄想なんだよ!」 なんだってー。 評価:【D+】

『ドッグヴィル』がGyaoで

お、GyaOで『ドッグヴィル』が観られるみたいですよ(R-15だったのか。そりゃそうか)。長い上に鬱映画なので疲れますけど、基本アイディアだけでも観る価値はあるかと。推奨ルート:Gyaoでさわりだけ観る→興味が出たらDVDかビデオで。あの作風に対してGyaO…

『未来世紀ブラジル』観ました。

近未来の管理社会系ディストピアを舞台に、適応障害起こしたへたれエリート・サムくんが大活躍してしまうお話。観るのが遅くなりましたが(20年ほど)、大変面白かったです。たはは。 こういった架空世界を語るためにはツッコミ役の存在が不可欠です。彼は我…

《誰を呼ぶ? ブラザーズ・グリム!》

そういうわけで『ブラザーズ・グリム』を観てきました。 『グリム童話で有名なかの兄弟は実は自作自演の悪魔祓いで無知蒙昧な農民どもから金品を巻き上げるペテン師であったが、ひょんなことから本物の魔女退治に挑戦することになってしまうのであった。』百…

『マッハ!!!!!!!!』も観た。

そう言えば観てなかったので。CGなし、ワイヤーなし、スタントマンなし、早回しなし、の宣伝文句でわりと話題になったムエタイアクション映画。製作国はムエタイの本場・タイランドある。 この映画の思想を一言で表すならば、『人の信仰を邪魔する奴はトニー…

『SAW2』観てきた。

《誰が呼んだか知らないが 言われてみれば確かに納得『CUBE』meets『セブン』》こと『SAW』の続編。ちなみに『SAW』の感想はこちら→(id:rindoh-r:20041208)。あれからもう一年経ってるのか……そう思うと心底怯える。「この一年、お前は一体何をしてきたとい…

BSアニメ夜話 少女革命ウテナの回

観ました。最初に言っておくと、劇場版『アドゥレセンス黙示録』は評価:【A+】【心】、TVシリーズに至っては評価:【S】【心】です。もちろんサントラ持ってます。つまり、大好きです。 今回はちょっとレビュー風味に書いてみました。各出演者の言葉は記憶…

実写版テニスの王子様は少林テニスにあらず

現在、『テニスの王子様』実写映画版が製作途中にあるという事実は皆さん当然ご存知でしょうが、岐阜県で行われているというその撮影に『The 男爵ディーノ』の管理人さんがエキストラとして参加してきたそうです。 魔都、名古屋を征く(テニス関係は10月21日…

映画『姑獲鳥の夏』感想。

二週間ほど前に観てきたのですが、鑑賞途中、恥ずかしさと切なさの入り混じった如何ともしがたい感情からなにやら体育座りがしたくなりました。あるいは久遠寺牧朗のポーズ。今にして思えば事前の覚悟が足りなかったのでしょう。友人やネットを通じてあれほ…

カンフーで人生を語るために 〜『カンフーハッスル』少しネタバレな感想〜

遅ればせながら『カンフーハッスル』を観て参りました。 相変わらずくどいギャグにしばしば置いてきぼりを食らいますが、そのことを差し引いても充分以上に面白いです。元正義の少年、現落ちぶれチンピラがヒーローリボーンな流れは鼻血が何リットルあっても…

水野晴郎の世界

深夜にやってた『シベリア超特急3』を観賞。知らない人はいないと思うけど一応補足しておくと水野晴郎先生の例のあれですよ。 ……まあ、予想通りと言いますか、お噂はかねがねと言いますか、聞きしに勝ると言いますか……。ツッコんだらツッコんだだけ損な気も…

『CUBE』 meets 『セブン』 〜出逢うべきでない二人〜

というわけで「ソウ」(SAW)を観てきたのだった。公式サイト。誰が呼んだか知らないが、“『CUBE』 meets 『セブン』”の肩書きが的確すぎて笑う。つまりそういう映画である。まあ、それで二作品分面白くなればラッキーだったが、そうそう巧くいくもんでもな…

「か……壁の中にひき肉ミンチマシーンがッ!」

これから「ソウ」(SAW)観に行ってきます。 CMとかで見る限り、荒木飛呂彦の珠玉短編『死刑執行中脱獄進行中』っぽい話を期待してしまうんですが、さてどんなものか。

『盲人の観ている世界を映像で表現する』という矛盾……ッ!

「ここに一人の盲人がいたとしよう」「はい」「君はさる止むを得ない事情によりその盲人に近接戦闘を仕掛けねばならない。どう思うかね」「やですよそんな。だって盲人ですよ。心眼ですよ。聖闘士は五感を失うことでセブンセンシズに目覚めるですよ。危険極…

ちなみに『リーグ・オブ・レジェンド』は評価:【C】

BSで『名探偵登場』(1976年、米)を鑑賞。 以前『リーグ・オブ・レジェンド』を観たとき、これの名探偵版とか創ったら楽しそうだなーとか思ったものですが、なんと30年も前にやられていました。僕がぱっと思いつく程度のことは大体昔の人が既にやっている…

王太郎が来ない

BSで『スパイ・ゾルゲ』を鑑賞。 例え作品内の主張がどれだけ正しく、かつ美しかったとしても、ラストにイマジン流しちゃったら大体お終いである、ということがよく理解できました。押し付けがましいのはやっぱ無しです。 まあそれを脇に置いておけばなかな…

「箪笥の中には何がある?」「夜と粉と髭と泥」

後輩のおすすめ映画『箪笥』(公式サイト。いきなり主題歌流れるので注意)を見に行く。最近流行りの韓国産ホラーである。既にドリームワークス(ほら、スピルバーグとディズニーの人が組んで立ち上げたあれだ)が史上最高額でリメイク権をゲットしていると…

実験、実験ですのよ

BSでやっていた『戦場にかける橋』を中途半端に鑑賞。正確に言うと開始一時間後くらいから鑑賞。 本当に最後の最後まで、ニコルソン大佐のプロジェクトX系人情話だと思っていたのですが、驚く事にその実体は反戦映画だったというトラップ一家*1。橋爆破→…