屍人視界ジャック、略称『屍視ジャ』

 エントリーシート、まさか本当に書けないとはね! さすがは火事場の馬鹿力さん、お約束を大変わかってらっしゃる。
 今日はもう疲れたので『SIREN』(公式サイト)をやることにしました。
 ほら、大分前だけどCMが怖すぎて放送中止になったとかいうゲームですよ。少し前に友人が借してくれたんで、以来ちょこちょこやってるのです。火かき棒一本で盲目の女の子を守る友哉たん*1萌え。ゾンビ化しちゃった知り合いの女の子に容赦なく硫酸ぶっかける長井秀和*2も萌え。戦闘力の点で猟銃じじいも好きだったが……げ、シナリオ的に死んだっぽい。せっかく狙撃に慣れてきたのに、なんてこった。
 つーかこのゲーム、ホント難しいのです。
 どのくらい難しいかと訊かれれば、攻略サイトつきっきりでプレイしてるのに充分楽しめてるくらいと答えましょう。
 使うべき仕掛、取るべきアイテム、通るべき道、全てわかってるにも関わらず死ぬ。うっかり足音立てただけで死ぬ。猟銃のスコープ覗いてる間に首絞められて死ぬ。ちょっと単独行動してる隙に相棒が滅多刺しにされて死ぬ。逃げ場のない室内で拳銃ゾンビと鉢合わせたときの無力感は凄いですよ。ああ・俺は・喰われる側の・人間だ。
 でもでも、最近は少し上達してきたやも。
 マップの数が少なく、何度も使い回しされるため(さっき友哉たんでクリアしたマップを今度は長井秀和で挑戦、みたいな感じ。敵の配置や使う仕掛けは変化する)わりとすぐ慣れる。早い段階で上達が実感できて、そこは大変良い。――が、それでも攻略サイトなしじゃ無理。決して狭くないマップ内で、「どこそこの地点で叫び声を上げる」が必須行動なのは辛い。辛いのよ。
 それだけに、自力で突破したときの達成感たるや相当なものと想像するのだが……一晩中一つのマップでうんうん唸るような幸せな時間、今の僕にあるはずもなく。お手軽な達成感で間に合わせるわけです。現在のプレイヤーキャラクターはヘタレ神父。聖職者のくせにイクソシズムもヒーリングも使えやしない。ならせめてカンフーくらいマスターしとけ、と『ブレインデッド』を観た僕は思うのです。

SIREN PlayStation 2 the Best

SIREN PlayStation 2 the Best

*1:プレイヤーキャラクターその1。本名・須田恭也、16歳。であるが、メフィスト賞作家佐藤友哉にそっくりな外見を有しているためこの愛称で呼ばれる。

*2:プレイヤーキャラクターその2。本名・宮田司郎、27歳。であるが、微妙に長井秀和っぽい口調・外見を有しているためこの愛称で呼ばれる。