鬼が来たりて字を正す
- 作者: 倉阪鬼一郎
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2002/08
- メディア: 文庫
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以下、心に残る名言集。
「毎年一人づつ営業が急死する」
「営業の某さんは死んでも版下を放しませんでした」
「暗坂くんの小説は……」「ひと言でいえば、異常……」
「この人はどうも病人に見えるが、しかるべき確証が得られない」
「君の脳波は汚いんだよね」
「一昨年、頭が本格的におかしくなったとき」
「ひょっとすると、人を殺しても罪にならないのではないかと思う」
「車と女のことしか考えていないバカどもが」
「まったく大衆は度しがたい」
「俺を誰だと思ってるんだ!」
就活中の身の上としてはリアルスール制に震えがきますね。先輩社員が「おにいさん」「おねえさん」になって会社に慣れるまで交換日記をつけるという……恐ろしい恐ろしい。
評価:【B+】