立ち位置最強・バトルマニア / 今週の『BLEACH』

 メモ書き。(id:rindoh-r:20050614)の続きと言えないこともない。
 ここ数週の『BLEACH』、斑目一角VS破面エドラド戦は、改めてバトルマニアというキャラ立ちの有用さを実感できるエピソードであった。見よ、久保帯人先生の生き生きとしたペン走り。一角とか更木剣八とか、ああいうキャラは動機付けが簡単で、描いてて非常に楽なのだと思う。楽なのは良いことだ。他を気にする余裕が生まれますからね。
 ・なぜ卍解のことを隠していたの?
 →バレたら剣八兄さんの許を離れねばならないから。そしたら楽しくないだろう?
 ・なぜ今回、卍解をギリギリまで使わなかったの?
 →使ったらすぐ決着がついてしまうから。そしたら楽しくないだろう?
 どんな不合理も頷ける、これがバトルマニアの便利さよ。『敵前で滔々と能力解説』の不自然も簡単に解決できる。久保先生はもっと十一番隊を活用するべきであろう。危険度の高い(=燃える)戦闘は十一番隊に任せ、充分に勝機が見えてから出撃する山本元柳斎重國(ほか隊長連)。
「全貌の明らかでない敵勢力にはまず十一番隊を以って当たるが定石……!」
「奴らは躾の効かない狂犬だが、こういうときには役に立つ」