今週のテニスの王子様(Genius 352 『思惑アリ』)
ついにベールを脱いだ真田六大秘球の五・『徐かなること林の如し』! その正体は「あらゆる回転技の弱体化」、即ち手塚ファントム殺しだった! ってちょ、おま……皇帝! いくらなんでもそれは! 強すぎ! 強すぎでしょそれは! マンチキン*1! 貴方みたいなのをマンチキンと呼ぶのだわ!
- ガットを破ることで物理的に返球不可能な『雷』(おまけに亜光速移動でどんな打球にも追いつける『雷』)
- ノイズオーラを散布することで『才気煥発』等の形而上的テニスアーツを封じる『陰』
- 加えてあらゆる回転技を弱体化させる『林』
- 疾さの『風』、力の『火』といった基本技
- そして未だキャパシティを残す終の秘球・『山』の存在
しかしこれでまた一段、不二先輩の株が下がってしまいましたね。これまで回転無効化技は不二周助の独占市場、手塚先生のファントムに勝てるのは不二だけ! な状況だったわけですが、先を越されてしまいました。短い天下でした。
◆「侵掠すること『火』の如く…」「加えて徐かなること林の如く…」「そして 動くこと雷霆の如しぃ!!」について
あ、零式サーブって返せるんだ……まあタンホイザーサーブも返せたことだしな……。フロントフットホップを使っているんだろう、きっと。
複合技についてはよくわかりませんが、まあ多分、『雷』の速度でサーブに追いつき回転を無効化しつつ凄い威力、ということでしょう。「回転無効化」と「凄い威力」だけなら両立する気がする。『回転無効化』と『雷の直角回転』の両立となると意味がわからないけど。ああでもそうか、一旦無効化した上で改めて『雷』の回転をかけると考えれば良いのか……? そ、そんな事が……。「で、出来るから……真田部長なんだよ!」
◆たった今思いついた『山』の正体について
激闘の末、仁王立ちのまま息絶えた(またかよ)皇帝に立海ギャラリーが言うわけだ。
「死んでいる……立ったままで……」
「これが部長の……『動かざること山の如し』……」