『エンバーミング』1巻読んだ

エンバーミング-THE ANOTHER TALE OF FRANKENSTEIN- 1 (ジャンプコミックス)

エンバーミング-THE ANOTHER TALE OF FRANKENSTEIN- 1 (ジャンプコミックス)

 ようやっと読みました。なるほど、群像劇っぽい感じだったのか。現在ジャンプSQにて進行中のエピソードの背景がこれ一冊でまるわかり! だったので、読んどいて良かった。
 内容としては、んー、まあ導入だから仕方ないのかもしれないけど、ちょっとレイスがわかりやすく狂人すぎやしませんかね、と思った。もう少しそこは曖昧にして、「危なっかしいけど一応味方……、なのか? こいつは?」という状態をもうちょっとの間キープしといて欲しかった。けど月刊誌でそんなことしてたらタルくなるのかな。
 和月先生はこう、「読者はアホなので、アホにもわかる話を!」ということをすごく強く意識して描いてる方だというイメージがあるのですが(そしてその姿勢はまったく正しいものだと思いますが)、ときどきこう、え、そこまで単純化しちゃうの? と思ってしまうときがあるな。