東野圭吾『超・殺人事件 推理作家の苦悩』感想
- 作者: 東野圭吾
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2004/04/24
- メディア: 文庫
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しかしそれでも、全体的にぬるいなあという印象は拭い難い。これが『世にも奇妙な物語』であれば満足もいくんだろうけど(実際、『超税金対策殺人事件』は原作に使われていた。西村雅彦主演)、小説形式だと物足りなさを感じてしまう。
あと、『超予告殺人事件』だけ少し毛色が違う。この作品さえなければ、現実の殺人事件は一個も起きてないやん! というギャグが成立して美しいのに。惜しいなあ。
評価:【B】