『ひぐらしのなく頃に解 皆殺し編』ネタバレ感想
遅ればせながら読みました。『ひぐらしのなく頃に』第七話。人気作品ですゆえ、珍しく未読者に気なんぞ使い、ネタバレ反転などしつつ。以下雑感。
まず冒頭からもの凄いフック。いや、 。 。いくらなんでもさすがにその発想はなかった。爆笑しつつも感心する。いや、天使が降りてくるレベルの発想力ですよこれ。竜騎士07氏とやらは相当の馬鹿です。見直した。
そしてこれを皮切りに、次々と明かされていく噴飯ものの真相(誉めてます)。
また、 、
。
ここから我々が引き出すべき教訓は、もう世の中言ったもん勝ちだということでしょう。“謎”と言ってしまえばそれで勝ち。どんなに“真相”がしょぼくても、最初の勝ち分は揺るがない。竜騎士07氏は一つのメソッドを確立させた、と言ってしまって良いと思います。ひぐらしの“真相”、言ってみれば清涼院流水『コズミック』クラスのひどさなわけですが、『コズミック』を八分冊にして、不可能状況を喧伝しつつ、季節に一冊ずつ出していく。そうすることで『面白くしてみせた』。竜騎士07氏のしたことって、つまりそういうことだと考えます*1。
あ、あと蛇足。 。
*1:まあさすがに『コズミック』よりは面白いんですが、ニュアンスは理解していただけるかと。