かとりまさる(原作)/安藤慈朗(画)『しおんの王(4)』
- 作者: 安藤慈朗,かとりまさる
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/07/21
- メディア: コミック
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紫音「将棋は嘘を吐かないぜ」
→悟「俺は将棋で嘘が吐ける」
的な応酬があって吹かされた。どこの中学テニストーナメントですかこれは。解説者席に跡部景吾七段が座っててもおかしくないよ。「残念だったな安岡……うちの天才は『将棋で嘘を吐くことができる』」
一言でいって『マリア様がみてる』と『ヒカルの碁』を足してスピリチュアルな要素を引いて代わりに殺人鬼を付け足した、とそのような漫画であるわけですが、ここにきて『ヒカルの碁』的部分、各人の強さ描写が粗くなってきた感があります。紫音たんも祥子さま(どうしても本名が覚えられない)も現状でちょっと強すぎる。塔矢アキラは座間王座に負けましたよ? 女流の強さはもう既に十分証明されてしまっていて、いつでも最終回が可能な状況。むう、よろしくないぜ。