今週のテニスの王子様感想(Genius 326 『モノマネ王子』)

 かくして、覆面即入れ替わりという我々の判断の正しさが証明されたわけですが、この程度のことで許斐先生に一矢報いたなどと図に乗ってはなりません。まだなお、『二人はいつ入れ替わったのか』という問題は残ります。

 青学勝利で試合終了、覆面を脱いだ二人と握手を交わす四天宝寺ペア。
 
「桃城、最後に一つだけ訊かせろ……。お前ら一体、いつの間に入れ替わったというのだ……?」
「“いつの間に”だと? フ……“最初から”だぜ」
(ベリリ)
「お、お前は海堂!」
「二重覆面だとォ!」
「あんたもヅラを二つかぶってただろ? お互い様だぜ」
「……ハッ! ということはまさか……オレは“桃城のモノマネ”をしているつもりが……“桃城のモノマネをしている海堂のモノマネ”をさせられていたというのかッ!!」
「本物のダンクがあんなもんだと思っちゃいけねえなあ……いけねえよ」
 
 ──青学青学!
 ──ワッショイワッショイ!

 “最初から”はなくとも、二度目にマスクかぶった時点で既に入れ替わっており、“モノマネ”の相手を誤認させた、くらいのことは普通にやりそう。