古典テニス学的見地による手塚ゾーン・ファントム解明(予告)


 『ピアノ・ファイア』さんといえば、実は結構前に手塚ゾーン・手塚ファントムの解明についてのプレゼンを依頼されていたのであった。いや、忘れてたんじゃないんです。ただ、ここ数週は僕も見た目ほどには暇ではなかったというのと、あと、いくらネット広しといえど、この問題にここまで真剣に興味を持っている人間が我々の他に何人いるのか、という不安がどうしてもですね……。拭えなくてですね……。
 ◆ここまでの経緯

  • 2007年6月25日

    越前「手塚ゾーンで全て外に出しちゃえばいーのに」

    手塚「不可能だ」

    手塚「シングルスの場合センターマークに立ったとして、8.23mの真ん中に位置する」

    手塚「その場のターンでカバー出来るのは半径およそ1.5m」

    手塚「コーナーぎりぎりに打たれたとして、左右2.6m分を事前に回転を掛け自分に引き寄せればゾーンは完成する」

    手塚「──が一方、打球を外に出すとなると、センターに打たれた場合、およそ4.2m分をも動かす外回転を掛けなくてはならなくなる」

  • 2007年6月下旬〜7月上旬
    • 一見もっともらしく見えた手塚の解説に対し、全国のテニス論者から次々と疑問が提示される。「センターに打たれた球を外に出すのは難しい。それはわかった。じゃあコーナーに打たれたときだけアウトにすればいいんじゃね? 引き寄せるより簡単じゃね?」「あと、これだと縦方向の説明はしてなくね? ベースライン割ってアウトにすることはできるんじゃね?」

  • 2007年7月3日
    • リンドウ、古典テニス学的立場*1から解明を試みるも、あまりにも意味がわからないので泣き言を漏らす。(id:rindoh-r:20070703)

  • 2007年7月4日
    • 『ピアノ・ファイア』いずみの氏、手塚ファントムの謎を解明したと宣言。(id:izumino:20070704:p1)

  • 2007年7月上旬〜中旬
    • リンドウ、いずみの氏と書簡を往復。その仮説に納得。

  • 2007年7月下旬
    • 多忙のいずみの氏、自らに代わり仮説のプレゼンをリンドウに依頼。リンドウ、玉虫色の回答。

  • 2007年8月
    • リンドウ、ものぐさにより放置。 ← 今ここ

 このまま放置しておくのもあれなので、ここらで正式に「やります」と宣誓しておきます。来週中にはなんとか……、書けるんじゃないかな……? ちょと覚悟はしておけ。

*1:許斐先生が回転だと言う以上、それは回転による現象なのだ、という前提に立つ研究者集団。引力や風圧による解釈を認めない。