九段会会合・プエルトリコ覚書

 土曜日。土曜日は土曜日で身内ゲームサークルの会合があるので池袋へ。今日のお題は3人プエルトリコ
プエルトリコ(http://ejf.cside.ne.jp/review/puertorico.html)

  • 1戦目:1位
    • 初期位置は総督から数えて3番手。つまり「一人だけ初期トモロコシ畑を所持している状態」。建築家を取ったのが2番手プレイヤーだったため、「小さい市場」もゲット。これがかなり有利に働いたように思える。
      • つまり1番手は建築家一択? 「小さい市場」を高く評価しすぎか? 1番手が建築家を取ると今度は2番手が有利すぎる、という判断もある。
    • その後はとにかくトウモロコシ畑を集めることに専念。積極的に開拓者を取る。最終的にはトウモロコシ畑は6つにもなった。反面、採石場を取る余裕はほとんどなく、1つのみ。
    • 序盤で試みに「病院*1」を建ててみたが、これだけトウモロコシ畑を取るプレイだとかなり活きた。「市長を誰が取るか闘争」から完全に降りられたのは強かったように思う。
      • ここらへんは場によくトウモロコシ畑が出てくれたからこそ。トウモロコシ畑以外では病院はそんなに強くない(結局工場の方には人を送らねばならない→市長を取る必要性)。
    • 作物がまとまった数あると、1回の出荷で船1隻を埋められる→即出荷、積荷クリアで船がすぐに空くという強みがある。ここらへん、最大で4個までしか作れないインディゴ・サトウキビとは明確に分かれる強さか。
    • 全般的に、貨物船が終始空き気味だったのがラッキーだったか。逆に言うと、こういう出荷メインプレイヤーが調子こき始めたら、他のプレイヤーは少量多品種生産で貨物船に先に載せ、トウモロコシを載せないようにせねばならない、ということか。
  • 2戦目:3位(最下位)
    • 初期位置は総督。つまり最初に持っているのはインディゴ畑。
    • 敗因はおそらく、インディゴを重視しすぎたこと。最初に持っているリソースを活かさないなんてもったいない! という点を考えすぎて最終的にインディゴ畑は4つになっていた(また出荷勝ちを狙おうとした)、が、大量生産体制の構築が済んだ頃にはもう終盤だった。まったくトップ争いに絡めず、大差で敗北。
 初期インディゴ畑を持った状態でのプレイ感がまったくつかめてないんだろうなあ。この点を少し考えてから次回に臨みたい。

*1:「病院」は誤訳、本当は「宿屋」くらいの意味らしい。そりゃそうだ。畑を作ると自動的に労働者を送り込める装置、の名前が「病院」てのはブラックジョークすぎる。