MILLEN BOX

 夢を見た。
 ずっと昔から好きで見つづけているテキストサイトの管理人さんが、何処で知ったものかウチのサイトを見つけて、掲示板に書き込んでくれる。
 それを見た僕はああそんな一月近くも更新していないこんな塵芥サイトにあの方が書き込んでくれるなんて恐れ多い、一刻も早くまともな更新をせねば、と思い立ち久々に日記を書こうとするのだけれども、こんな時に限って我がパソコン通称『未練-box』くんの調子が悪く、書いても書いても保存前にフリーズ、こまめに保存しようとすればするほどフリーズの頻度は多くなり、ついに未練-boxくんはアラート音を最後に絶息するのであった……とそんな夢だ。
 夢の僕に比べれば、今の僕は幸せだ。少なくとも書こうとすれば日記が書ける。それなのに書かないのでは、夢の僕に申し訳ない。そうだそもそもこのサイトを始める際、僕は気楽な更新を目標にしていたのだった。気張ってオチとか考えず(そうすると更新頻度が下がるので)、気ままに、本当の日記みたいに気ままに書くことを目指していたのではなかったか……。ありがとう夢の僕。君は日記を書けることの喜びをわずかに、本当にわずかながらに思い出させてくれた。日記サイトバンザーイ、少年探偵団バンザーイ……て、あれ、なんかカーソルの動作がおかしいんだけど、それに不正なプログラムとか、え、まさかまさゆ