ジャンプ３５号感想（久々に機能的なタイトルを心掛けたよ）

　僕が更新できないでいる間に、かってに改蔵が終わってしまったり、冒険王ビィトのアニメ化が決定したり、郭春成がものの数コマで敗退したり（バキ）、夏候淵がやたら格好良くて死にそうだったり（人は皆死に際に格好良くなるの法則）（蒼天航路）、沖田が憧れのオーガスタのコースを一球も打たずにただ歩いていたり（風の大地）、漫画に限っただけでも様々な事件が発生したわけですが、ジャンプは幸い打ち切りシーズンではなかったようです。あれ、ブラックキャット終わったのってもっと前だよね？　確か。
　まあそういうわけで、平常授業の再開第一回はジャンプ感想です。
＜週刊少年ジャンプ３５号感想＞
　◆ワンピース
　やっぱこの漫画は雑魚を蹴散らしてるときが一番楽しいです。連中には苦戦が似合わないんですわ、根本的に。よって、今回は「パンチの打ち方を知ってるかって……？」（ベラミー戦）以来の爽快感。これでフランキー親分とウソップが一騎討ちとかしたら熱いけど、ちとクドいか。
　◆テニスの王子様
　リョーマちんの無我の境地のことをみんなスーパーサイヤ人だスーパーサイヤ人だ言いますけど、違いますよ！　あの燃費の悪さはむしろドラゴンの騎士です。その証拠にインパクトの瞬間だけドラゴニックオーラ全開とかしてます。間違えないでください。
　◆HUNTER×HUNTER
　面白いー。んだけどいいのかなこれ。
　キルアの「逃げ癖」というのはイルミ登場以来ずっと伸ばし続けてきた長期伏線だったわけですけど、それをこういう即物的方法で完全解決っていうのは……。
　もっと精神論でさ、それに呪縛も完全には解かれないままに強くなってって欲しかったなあ、キルアには。ほら、カイトなんかはキルアの判断基準を評価してるわけだし。
　相変わらず、雑魚の気色悪い描き方は白眉。最近のゴンのキャラも○。パーム七変化は◎。
　◆ぷーやん
　特訓終了早えー。これァ打ち切りフラグ成立って奴だな……。生半可な気持ちで数秘術なぞ取り入れるからそうなるのだ。ヘンだ。
　◆武装錬金
　巻末コメントで「二週連続慣れないものを描いて精魂尽き果てました、来週休みます」みたいなこと言っていた。そんなに苦手だったのか、水着……。
　まあ最近めっきり影の薄くなった斗貴子さんがプロモートされて良かったのではないでしょうか。武装錬金の魅力を支えるのは何と言っても斗貴子→カズキ←パピヨンの三角関係ですからね！　現在、カズキ好感度は３：７でパピヨン優勢。「がんばれホムンクルス！」