文字禍の館 (祥伝社文庫)

文字禍の館 (祥伝社文庫)

 倉阪鬼一郎『文字禍の館』三十分で読了。
 「奇抜な手法を駆使して“文字そのものの恐怖”に挑戦した驚天動地の奇想小説!」(裏表紙より抜粋)とのことであるが、確かに、この言葉に偽りはない。挑戦が成功してるかどうかはまた別の話だもんな。
 なんというか、僕が以前から漠然と持っていた倉阪鬼一郎イメージをそのまま表出した、そんな感じの作品だったので、不思議に収まりがつきましたよ。実験的で、バカで、そして面白くはないという(ええー)。
 
 評価:【D+】