昨年の十冊
鬼に笑われない日記・第二弾。去年読んだ小説のベスト10を決めてみるぞ。大して読んでない上に偏ってるのでブックガイドとしての価値はゼロだ。でもそんなのいつものことだ。気にしない気にしない。
1位:グレッグ・イーガン『しあわせの理由』(id:rindoh-r:20050708)
2位:グレッグ・イーガン『祈りの海』
3位:森博嗣『探偵伯爵と僕』(id:rindoh-r:20050401)
4位:グレッグ・イーガン『ディアスポラ』(id:rindoh-r:20051204)
5位:ジーン・ウルフ『ケルベロス第五の首』(id:rindoh-r:20050810)
6位:殊能将之『キマイラの新しい城』(id:rindoh-r:20050402)
7位:殊能将之『黒い仏』(id:rindoh-r:20050314)
8位:西尾維新『クビシメロマンチスト』(id:rindoh-r:20050715)
9位:麻耶雄嵩『まほろ市の殺人 秋』(id:rindoh-r:20051205)
10位:我孫子武丸『弥勒の掌』(id:rindoh-r:20050612)
とにかくイーガンが凄かった。そして殊能センセー。殊能センセーを読まなければジーン・ウルフなんて読まなかっただろうしね。『デス博士の島その他の物語』早く出してくださいよう。
注目は3位の『探偵伯爵』。ちょこちょこ読んだミステリーランドの中では暫定トップである。終わったと言われて久しい森先生がしばらくぶりに本気を出した、そんな希望を感じさせる一冊であり、信者としては嬉しい限り。