『ワンダと巨像』プレイ中。ゲームにて木の実を食えなくされること。

 『ワンダと巨像』プレイ中。そろそろ大詰め。とにかく巨像がでかい・怖い・格好良いとか、おうまさんが超可愛いとか、語るべきことは色々あるのだけど、とりあえず今日のところは木の実について話しておきたいと思う。(ああ、先に白状しておくけど、『ワンダ』の内容にはまったく関係がない)
 フィールド上にある樹木にはたまに木の実がなっていて、それを弓矢で落として食べるとワンダくんの体力が上昇する。そんなわけで、移動中は常に弓を抱えて見つけ次第穫りまくってやるってな心づもりでいる僕ことワンダくんなのですが、いざ木の実発見、落とした、じゃあ食うぞって段階になっていつも、変な心地がするのです。なんか食べちゃいけないような。なにがしかの禁忌に触れるような嫌悪感。背筋を指でなぞられるような怖気。
 この正体はなんだろう、と少し考えていたんですが、先頃思い出しました。『かまいたちの夜2』の『底蟲村篇』。みんなで車座になって木の実を頬張りまくるシーン、あれが残っていたんです。めちゃくちゃ美味い木の実を食って、みんな化け物になってく話。
 当時はどうとも思わなかったのでどうとも思わなかった。『かまいたちの夜2』も全体的に駄作ぎみだと感じてた。しかしその実、気づかぬうちにしっかりと、僕の中の『木の実』の概念に傷を負わせていたわけです。無人島に行ったら餓死は必至です。なんかスゲーなって思いました。その場合、僕は牧野修に殺されたことになるのでしょうか。みーのむーしーぶらりんしゃん。