週刊少年ジャンプ42号感想

 祝! テニスの王子様・復活!!
 こち亀の三十周年なんてどうでも良いけど、『両さんを探せ』企画のために復帰が前倒しになったのだとすればマジ感謝。両津は全部見つけたよ。BLEACHNARUTOがしんどかった。
 ◆BLEACH
 チャド&雨竜のハシャぎっぷりを愛でる回。相手はヴァストローデ級ではありません、ただの三下です、ということを強調したうえでのこの描きっぷり。久保帯人先生はよっぽどこの二人が嫌いなんじゃないかと思えてきた。雨竜くんは(いつものことなので)まだしも、チャドくんの皮肉台詞には違和感ばりばりです。素直だけが取り柄の子だと思ってたのに……。
 ◆アイシールド21
 白秋ダイナソーズの白秋がハクアキの駄洒落だということに今気づいた。今さら。
 『表では優雅に見せながらも陰で鍛錬を積む原尾くんの図』ですが、これがどうにも『街角にある大きなゴミ箱(業務用、水色のやつ)から食べられるものを発掘してガッツポーズする人の図』に見えてしまいます。そりゃ負けるよ太陽スフィンクス
 ◆NARUTO
 おおお、撤退が作戦行動の一つとして認められてるよ。NARUTO世界にもそんな思想があったのか(結局採用されないのだが)。
 今週はなかなか良いNARUTOでした。小刀を一度宙に放って印を組み、術を発動しつつ小刀回収、などという細かな描写が利いています。アスマ先生は格好良いぜ。
 ◆D.Gray-man
 両津企画に対する消極性ナンバー1。落書きか! という感じですが、しかし、星野先生を責められましょうか。祭りってのはね、影で必ずこういった被害者を生むものなんだよ……。
 ◆銀魂
 両津企画に対する積極性ナンバー1。木を隠すなら森、両津を隠すなら両津、という発想がすでに偉い。「僕はブラウン神父と彼の曇りなき心を称える文句を口すさんだ」。みんなも口ずさめ。
 ◆テニスの王子様
 復帰第一回はわりと大人しめな滑り出し。ゲームカウント5-0のうえに40-0という、『あと一球で完全試合』な投げやりなスコアですが、ここからの逆転くらい許斐先生は何の抵抗もなくやるでしょう。既存の技による小競り合いが続いている現状、まだ試合は始まっていないに等しいです。斃されればどの道負けですしね。
 今心配すべきは“毒手”に本当に何の意味もないという可能性。初めに言った通りアレは遠山金太郎を怯えさせるためだけのものですよ、それ以上でも以下でもありませんよ、というオチも許斐剛ならいかにもやりそうなことではある。私見ではこちらの確率が約七割。
 ◆謎の村雨くん
 ん? んん? 『みえるひと』が次号から始まる新連載と入れ換えの形で連載終了、と。ふむ。で? 新連載の数は? ……もう一つある、と。ふむ。

 次号、クナイ決死の特攻!! その果てにあるものは……!?

 打ち切りだとでも言いたいのかこらー!