さえずりの蜜ください。なければのどぬーるスプレーください。

 マジで声が出ないという話。どの程度マジかというと一旦吉野家に入ろうとしたものの注文を正確に伝える自信がなくて松屋に鞍替えしたくらい大マジ(松屋は食券制)。「牛丼一つ」が言えないってどんなだ。なんだろう、地の底から魔王が復活する予知夢でも見たのだろうか。さっぱり覚えていないのだが。
 それにしてもだ。目も耳も、鼻でさえも穴に関しては二つあって片方だけでも機能するようにできてるというのに、口だけ一つしかないってのはどういう了見だ。創造維持神の怠慢を問い詰めたいところだが、声が出なければそれもできぬ。泣き寝入りだぜ。