キリンジTour2006 〜負け犬は路地で嘔吐〜

・仕事帰りにライブ行ってカラオケ行って帰って寝たら十二時間経ってた。今日に限らず、最近五時間睡眠サイクルが崩れてきている。冬だからか。でも負けるわけにはいかないぜ。俺はまだ森博嗣になってない。
・で、ライブであるが、スーツでも全然問題なかった。まあ予想通りではある。『ムラサキ☆サンセット』でモッシュとかダイブとか想像できないもんな。想像できないことは起こり得ないわけではないが起こりにくい。今日のところは私の常識勝ちである。
・曲は当然『DODECAGON』メイン、かと思いきやむしろ定番曲で序盤を制し、その後おもむろに新曲に移るという展開。古い曲たくさんやった。ニュータウン、風を撃て、イカロスの末裔、ダンボールの宮殿、雨は毛布のように、カメレオンガール、you and me、そしてスウィートソウル。こんなこと羅列してどうなるという意見もあろうが、うっすら思い出したことによるとこの文章は日記であった。神も悪魔も関係ない。私は私の日記を書く。
・MCがまた予想通りにグダグダ。ちょっと気まずい間→兄弟が同時に口開いて台詞かぶる→「どうぞどうぞどうぞどうぞ」というコンボ。
・泰行(弟)が「昨日のMCがちょっとひどすぎたので、今日はちょっと打ち合わせしてきました」などと言った際、オーディエンスの心は一つにまとまったであろう。(え、それでこのザマ?)と。
・しかしライブ効果というのは絶大。同行した相棒が「あれ、なんだろう、泰行が王子様顔に見える」としきりに目を擦っていたが何をいまさら。俺にはもう、高樹(兄の方)ですらハンサムガイに見えているわ。
・まあ要するに、素晴らしかった。しかし『エイリアンズ』をまだ聴けてないので、また行くこともあるだろう。

DODECAGON

DODECAGON