ファック文芸部誌をファック読了
読み終わりましたよーファック! いずれ劣らぬ怪作ばかりでしたけど、その中から特にお気に入りの三作をここに紹介致しますぜシット!
- 『バール、金、銀』 id:sloegin氏
- 頭が茫洋とした感じの大学教授が突如現出した巨大扇風機に飛ばされながら「これはいける」と叫ぶ話。
- 収録作中、一番わけのわからなかった話なんですけど、妙に引っかかるものを覚えます。もうちょっと読み直してみたいところ。タイトルが秀逸。
- 頭が茫洋とした感じの大学教授が突如現出した巨大扇風機に飛ばされながら「これはいける」と叫ぶ話。
- 『愛しき女に永遠のお別れ』 id:dimetea氏
- 喋る屍体をファックした後、そいつを武器に戦う話。
- いやほんと、屍体を鈍器のように振り回して戦うんですよ。自分も敵も。一番“ファック文芸”らしい作品に思えました。
- 僕が買いに行った時、受け付けをしてらしたのがdimeteaさんだったらしいんですけど、こんなエログロな話を書くとは到底思えない、実に穏やかな印象の紳士でした。人間って怖いわあ。
- 喋る屍体をファックした後、そいつを武器に戦う話。
- 『甘蕉』 id:duke565氏
- バナナをめぐる冒険。なぜバナナ? というのは村上春樹になぜ羊? と訊くようなもので、ナンセンスか。
- 冒頭、『常夏』なる架空のバンドが登場するんですが、その構成がボーカル・ドラム・バナナのスリーピース。いやバナナて。この段階で完全に連れて行かれました。巧いなあ。
- ファック文芸部杯での活躍もありましたし、この方にはもっと注目しなきゃって感じですね。
- バナナをめぐる冒険。なぜバナナ? というのは村上春樹になぜ羊? と訊くようなもので、ナンセンスか。
既に全作感想を書いてらっしゃる方がいました。『握力』。
再販希望も受け付けてるそうです。『ファック文芸部さん!再販してほしい!』