週刊少年ジャンプ3号感想

 ちょっと時間があったので、久々にテニス以外の感想を。
 ◆NARUTO
 1.せっかく四属性撃ち分けられるのに弱点を突こうという発想のまったく出てこない角都さん問題
 属性の強弱関係という新概念が登場した直後の戦いなんだから、普通「こっちの打つ術打つ術すべてに弱点属性で返されるぜ! ピンチ!」っていう展開にしません? そうしないと複数属性を使える強みって奴が伝わらないでしょうが。ろくにアナライズもせずに全体攻撃魔法を連打する戦法なわけで、ここがメガテン世界であったなら心臓四つじゃ足りません。
 2.「ズレてる」とか……言葉使いまでハンタかよ問題
 まあHUNTER×HUNTERだったらば、「敵には五つの心臓が!」→キルア「なーんだあと四回殺せば死ぬんじゃん」で次のページでは斃されてますよね角都さん。本当にもっさりした戦闘だこと。影真似の術はあと何回成功しやがりますか? もっさり。
 ◆ONE PIECE
 そげキングのことが好きすぎて、もう仮面なしのノーマルウソップくんじゃ満足できない! とお嘆きの皆様方へ。大丈夫、これから先もきっとそげキングは活躍する。
・戦闘開始直後、いきなりやられるなり逃げるなりしてウソップ戦線離脱。
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・不在のまま三話ほど経過。
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・その後、敵に囲まれピンチに陥るチョッパーの元にどこからともなく届く歌声。これは……そうだ、これは“そげキングのうた”だ!
 ↓
「ウソップくんから事情は訊いた。ここは私に任せたまえ」
「ゲェ、あれは3000万ベリーの賞金首……!」「そげキングだァ〜!」
 超燃える。
 ◆なんとかコンダクタージョー&パンチだかなんだか
 タイトルすら覚えられない。いくら武井先生でもこれに負けるってこたぁないだろう。ひとまず安心。安心パパ。
 ◆エム×ゼロ
 本気で理解できなかったので識者の意見をお伺いしたいんですけども、適当ツンデレの人が最後に『昇天使』なる魔法を使ったのは一体なんだったのか。どういう効果があって、どういう論理で使われるに至ったのか。どなたか教えてください。いや、ほんと。
 ◆ラルΩグラド
 「ここでとどめを刺しにくるようじゃ全然ダメ……ッ! とても城の守りには使えない……ッ!」といったお話で、三話めにしてようやく面白さの萌芽を見た感じ。この方向で頑張ってくれるなら応援しないこともないよ。未だ見。
 ◆ToLOVEる
 「さすが弄光センパイ!! まだ話の途中なのにスタートしたぜ!!」には不覚にも笑いました。
 なかなか訓練された背景キャラをお持ちですこと。
 ◆P2!
 実は意外と好きな作品。アキラくんは(私服のセンスを除けば)可愛いし、眞白くんは良キャラだし(「いいやつ天才」というのはわりと珍しいキャラ立てといえる)。なんですけど、この掲載順ではもう無理か。本当、スポーツの定着しない雑誌ですこと。