今週の重機人間ユンボル(第9工程 『ドカルトトラップ』)
あたりまえの話 なんだけど
ある漫画が打ち切られる ということは
もう二度と
その続きが読めなくなるということなんだな
ふらくた
自ら掘削工事に参加している現場主義のラスボスにも、電動ネジ回しで敵に止めを刺す亡国の姫君にも、もう二度と。
・優れた工事戦士は歩くより掘る方が速いと言われるが
・そもそもあんなデカい人間おるわけなかろう常識的に考えて
・いざ尋常に──工事!
完全な打ち切り展開にも関わらずなおも面白いというのがまた凄い。そして同時にやるせない。今のジャンプで、これほどの密度を持った作品が他にどれだけありますか。「チャドが一発敵を殴ったらもっと強い敵が出てきて殴り返されました」で同じ面積を使い果たす作家もいるというのに!(別に非難はしてないよ。久保先生がいなくなったらそれはそれで僕は寂しい)
あと今読み直してて気づいたんですけど、五年前のバイスが「ねーちゃん…」と呟くコマ。これってリベッタのことを指してるんですよね。クレンじゃなくて。てーことはバイスはリベッタのことをそれなりに慕ってたってーことで、その相手に姫は電動ネジ回しを突き立てたってことですよね。うわあ。