さようなら重機人間ユンボル さようなら──ッ(第10工程 『そして建設へ』)

 ・「『過労死』か…… ゲンバー大王の最期は『過労死』……」(康一くんの顔真似で)
 お恥ずかしい話なんですが、今朝がた夢を見たんですよ。ユンボルが終わらなかったという夢を。タイトルは第10工程『セーフかよ』で、誰がどう見ても終わる展開なのに最後のページで「つづく」ってなってて「セーフかよ!」とニッパーが突っ込むという。そして担当さんがまた頑張りすぎなダジャレアオリでまとめるという。そんな夢。夢。
 これは完全な逆恨み、というか恨みですらないんですけど、ちょっと雑誌を持ち替えてビッグコミックスピリッツなどを開いてみれば、二十世紀少年、じゃなくて今は二十一世紀少年でしたか、あれで今なお“ともだち”の正体はフクベエ、と思いきやサダキヨ、と見せかけて実は名前のない誰かでした! みたいなことをやってるわけではないですか。ああいうのを見るとね、まったく筋違いなのは承知ですけど、つい思ってしまうのですよ。十分の一でいいから分けてくれ、と……。
 多くのことは望まない。ただただ、博士番長の正体が割れるまでにもうちょっと時間が欲しかった。もうちょっとの間、単に頭の素敵なオッサンだと思っていたかった。