2007-10-22 ちなみに腕力ミステリの王様は島田荘司 / 三津田信三『凶鳥の如き忌むもの』 読書 三津田信三 凶鳥の如き忌むもの (講談社ノベルス)作者: 三津田信三出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/09/06メディア: 新書購入: 4人 クリック: 25回この商品を含むブログ (66件) を見る 傑作首切りミステリ『首無の如き祟るもの』(感想:http://d.hatena.ne.jp/rindoh-r/20071017/p1)の前作にあたる、『○○の如き××もの』シリーズ第二作。シリーズ中これだけ講談社ノベルス。なぜだ。 全体的に見れば取り立ててどうというところのない凡作、京都系幼女の舌っ足らずな語り口萌え〜くらいであろうが*1、ただ一点、人間消失トリックの気宇壮大さには目を見張るものがある。「ミステリは腕力」系。 評価:【B】 *1:『魔法先生ネギま!』でいうところのこのかお嬢様である。うむ!