世界樹の迷宮プレイ日記 その4

 一度開けた後も場に宝箱が残る仕様だと、どうしてももう一回『調べる』を押してしまう。明らかに摩訶摩訶*1のトラウマである。ほんの一部にしろ、僕のこの精神があのゲームの影響下にあるなんて……ッ!

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 ロッテーシャたん修行中。クエストやってー、マップ埋めてー、といった作業に連れ回してる間にレベル30到達、「君ももうレベル30だ、いつまでも後衛で防御でもあるまい」ということになり前衛へ出してみる。うん、まあ戦えないこともない、か? 四層クラスまでなら何とかなるか。五層相手だと一撃で死ぬが。
 しかし新人を入れるのは良い。プレイに張りが出る。残ったクエストの一つ『華は無慈悲な森の女王』(ナイスタイトル)について、ちょっと面倒そうなクエストに思えたがちょうどいい、新人に一丁本物の冒険ってヤツを味わわせてやるわい、ってな具合に上から目線で始めてみたところフロア全土にわたるダメージ床に直面。かなりげんなりした気分にさせられるものの、隣でロッテたんが「これが本物の“冒険”……! 先輩たちはいつもこんな危険な戦いを潜り抜けていらっしゃるのですね!」と目をキラキラさせていたので「そ、そうね……これは中の上くらいのもんね……」と引きつり笑顔を浮かべながら踏み込んだ。という脳内イメージで頑張れた。パーティ内に一人使えない子がいるとなー、なんか和むなー。
 
 さて、みんなつっこんでいるであろう“お店で売ってる伝説の武器”ドヴェルグの魔剣問題について。

地の底の妖精が鍛えたとされる伝説の長剣

 自分とこの工房の職人さんに手作らせといて『地の底の妖精が鍛えたとされる伝説の』とはよく言ったもの、さすがはシリカたん、幼くして商店継いだだけあってイメージ戦略というものをわかってらっしゃる、そうそう商品名を変えただけでねー売り上げが10倍にねー、はいはいボルタックボルタック、と口さがない冒険者たちには言われてそうな感じであるが、だがちょっと待ってほしい。
 この世界でいう『妖精』とはモリビトの亜種のことだ。第四階層でちょいとモリビトを攫ってきて地底という名の強制収容所(兵藤和尊ランドのような)で武具作りに従事させていると考えれば、あながち嘘とも言い切れないのではあるまいか?

*1:摩訶摩訶 - Wikipedia。このゲームでは宝箱の多くが二重底になっており、複数回調べる必要があった