ありがと テニプリ / 今週で最後のテニスの王子様(Genius 379)

 うーん、いいエンディングだったなあー。真田が準優勝の楯を受け取るとことか、グッとくるよね(関東大会の時は受け取らなかったのだ。「優勝以外に価値はない!」とか言って)。幸村も最後はなんか楽しくなっちゃってたみたいで、実に良かった。

  • 真田が手塚に勝てたのは、勝利への比類なき執念があったからこそですが、ここでいう勝利ってのは、何も試合の勝ち負けだけのことじゃないよ、という話。試合の勝利のために真っ向勝負を捨てるというのは、真田としても不本意だったわけですし。
  • サムライドライブはテニスのルール的には明らかにナシであり、別に幸村は頑張って二球同時攻略とかする必要はないのですが(試合に勝つだけであれば審判に抗議すればよかった)、これを返さなきゃ負ける! と幸村が確信したからこそあれはアリになったわけです。審判もよく空気を読んだ。あるいは見えていないだけかもしれないが。
 一年近く前からずっと覚悟はしていたから、「来週からもう読めない」ということ自体については、今のところ思っていたほどの衝撃はない。来週、再来週とテニスの載っていないジャンプを読んでくうちに、実感は少しづつ湧いてくるものかもしれない。今はただ、許斐先生への感謝の念で一杯である。ありがとう先生。ありがとうテニス。人生のある一時期、僕の身体は明らかにテニスの王子様でできていた。
 
 あ、あと、テニスの最終回を記念しまして、今ちょっとした企画に参加しています。詳しいことは近いうちにここで告知できると思いますので、乞うご期待、であります。