『世界樹の迷宮3』プレイ日記(3) 航海のことなど

 船が手に入ったので、今作の新要素であるところの航海ができるようになったわけだが、これがちょっと、うーん……。取り扱いが面倒な感じだ。航海に出ると漁ができて、獲れた魚介を売って安全に小銭稼ぎができるんだけど、これが少々楽すぎる。ノーリスクで何度でもできてしまう。僕は今確かに貧乏だけど、貧乏を脱出する過程を楽しみたいんだよ。そこに楽に稼げる道を示されてしまうとちょっとしらけてしまう。それなら使わなきゃいいって話なんだが、稼げる方法が見えているにも関わらずそれを使わないというのは、それはそれで嫌なんだよな。ゲームに対して手加減してるような気持ちになる。
 ちなみに、「ゲームに対して手加減」まわりの話でいうと、思い出すのは『俺の屍を超えてゆけ』だ。あれはよくできていた。キャラクターの寿命に限りがあるため、レベル上げなどの稼ぎに使える時間が最初から限られている。限られているため、その時間を全力で「稼ぎ」に費やすことに後ろめたさが生じない。手加減しなくて良いのだ。あれは良かった──。
 と、回顧していても仕方がない。とにかく、航海の要素を楽しむには、自分ルールの制定が必要かな、と思う。例えば、航海に出ると派手にゲーム内時間が経過する(航海1ターンにつき2時間?)ので、これを利用する手があるだろう。途中どれだけ航海に寄り道しても構わないが、皇帝ノ月××日までには第一階層をクリアせねばならない、など。これは少し考えておこう。

 で、冒険である。あのあと、巨大怪鳥は昼にしか出ないという情報を聞き、しばらく夜のみの探索に徹した。これで結構安定。なるほど、今回はそういうメリハリもあるのね。夜は夜で今度は夜行性のムカデが出るのだけど、怪鳥に比べれば断然与し易い相手。倒す倒す。レベルアップレベルアップ。
 各職業の第一印象だが、まず、モンクのクレンが非常に強い。回復系スキルを取るのに忙しくて拳マスタリーは全く上げていないが、槌を装備できるので普通に強い。よく当たるし。先々パワー不足になるのかもしれないが、現状では主力と言って良い活躍ぶり。次、バリスタのニッパ。強い。思ってたよりもよく当てる。属性攻撃もできるので、雷は彼の担当にすることにした。で、ゾディアックのペチカに炎と氷を担当してもらう、と。今のところ消費TPの割にあまり威力が出てない感じ。スキルレベルを上げれば威力は上がるが、同時に消費TPも上がってしまうので、まずはエーテルマスターを集中して取って、全体の威力の底上げを図るべきか。
 ウォリアー・バルは、迷ったものの剣を選択。いやキャラ的にも、僕の好み的にも槌なんだが、それだと壊攻撃がクレンとかぶる。ニッパは突攻撃だし、直接攻撃主力の3人は属性をばらすべし、と考えた。『ナインスマッシュ』が使えないのは惜しまれるところだが……。
 最後に我らがドヴォーク姫・リベッタ。これが結構、特殊なスキルが多くて悩ましい。最終的には強化の永久機関みたいになるんだろうか? とりあえず攻撃強化と防御強化をぼちぼち取る。
 というかこのパーティ、縛れる奴が全然いないな。そこらへんはサブクラスでなんとかなったりするんだろうか。

俺の屍を越えてゆけ PS one Books

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