『世界樹の迷宮3』プレイ日記(8) B10Fまで

 深都の王様からミッションを拝領し、ようやっと第三階層の探索を開始した。ミッションの内容はB10Fに赴き、地下牢に幽閉されている人類の敵・フカビトの様子を見てこい、というもの。なんでも深王は、はるか以前からこの海底都市にこもり、わずかな手勢でフカビトたちから人類を守り続けてきたのだという。わかりやすく『魔術士オーフェン』で例えるならば、深王は最接近領の領主の役どころか。フカビトがドラゴン種族、アーモロードが王都と宮廷魔術士。うん、我ながら(特定少数にとってのみ)わかりやすい例えだ。
 第三階層はマグマの滾る灼熱の地底洞窟といった風情。もはや樹海でもなんでもないな。まあ、1、2ときて、森の迷宮のパターンはさすがに出し尽くしたという感じか。で、出てきましたよー、世界樹名物・ダメージ床が。うちのパーティでは一応、クレン(モンク)が「火渡りの行」を覚えられるんだけど、こんな限定状況でしか役に立たないスキルにSPを費やす気は毛頭ない。それよりは、リベッタ(プリンセス)の「キングスマーチ」(歩くたびHP回復)を取る方がマシだろう。こっちはパッシブスキルだし、ダメージ床がなくても役に立つし。
 今のところ、第三階層の敵はそんなに強くない感じだなー。相性の問題かもしらん。ほとんどの敵が炎・氷・雷の3色属性のいずれかに弱点があるのに対し、こちらはリベッタが三色アームズ・ペチカが三色星術を撃ち分け可能である。安定。リベッタは初手アームズがほぼ固定になっているので、せっかく覚えた「忍法 含針」を使う機会がまったくない、というのが誤算ではあったが。
 B10Fの中央、問題の地下牢と思しき空間へ近づくと、深王直属のオートマトンオランピアがまた登場。はっきり言ってこいつの顔見ると嫌な予感しかしないんだよねーと思いながら話を聞くと、「ではこれからフカビトの牢へ案内するのでついてこい」→ついていく→牢を開ける→牢に入る→特に拘束されているわけでもないフカビトの皆さん「ヒャッハー! 新鮮な肉だー!!」→戦闘→全滅。ま た かオランピア絡みで全滅したのこれで何度めだ。本気で殺意が湧いてきたぞこのポンコツがァー。やり直し。今度はオランピアに声をかけるまえにちゃんと回復して挑戦、撃破。するとオランピアさん、特に悪びれる様子もなく「ハイ、これで皆さん、フカビトの恐ろしさがわかりましたねー。怖いですねー。人類の敵ですねー」的なコメントである。こいつのことは未来永劫信用しない、そう心に誓うドヴォークE・Mの面々であった。社会科見学気分で人を異種族と戦わせてんじゃねえぞこのロボット三等兵がァー。