プリティーリズム オーロラドリーム 第12話『勝利の栄冠(ティアラ)は誰の手に!?』

 プリティーリズム、最新の12話まで追いついた。りずむちゃんェ……。
 あらすじをいうと、1クール目の締めエピソードとして個人戦の大会をやっているのだが、その一次審査で私の推しメンであるところのりずむちゃんが少し持ち上げられたかと思いきや、即座に正主人公・あいらの圧倒的な主人公力(ぢから)に捩じ伏せられて「私が今までやってきたのは一体なんだったの……!?」とか言わされた挙句、それをも上回る三人目の戦士が参戦、という流れ。もうりずむちゃん頑張れ、腐るな、としか言えない……。

  • 衣装の件の真相を知ったりずむちゃんが思わずあいらを叩いちゃうシーンはすごくよく理解できる。真剣勝負だっつってんのに、なんでこの子はこんな聖母のような顔してライバルに施し続けてんだよ……! ありがたいやら嬉しいやら情けないやらムカッ腹が立つわでわけわかんねえよ……! って感じだよなあ。
    • ライバルに笑顔ですべてを差し出しながら、そのまま笑顔で勝利を持っていくあいら。あいらって漢字だと愛羅って書くんだと思う。愛の羅刹。
  • しかし、確かに「りずむちゃんよりもあいら、あいらよりも三人目の戦士(みおん)のステージの方が凄え」というのが伝わってくいる演出の段差のつけ方は見事だった。あいらの場合はまわりの仲間キャラのリアクション芸(「か、輝いてる……!」「完璧だ!」etc.)の積み重ねと回想、さらには新技お披露目、という形で一段一段りずむちゃんとの差異をつけていく感じなのだが、一方みおんの場合はとにかくプリズムジャンプの演出の豪華さの一点突破で格の違いを見せつけるという力技。ゴールデンスターマジックは王者の技と呼ぶに相応しい風格である。格好良い。
  • とはいえ、このタイミングで次週にりずむちゃんの過去話(「神崎そなたの血統」)を持ってくるあたり、丁寧な構成だよなーと思う。

 今回の大会でオーロラライジングを跳ぶために必要な三種の神器の一つ目があいらのものになったわけだが、こうなると残りの二つはそれぞれりずむちゃんとみおんが手にすることになるのだろうか? そして最後は、各自のパーツを奪い合う暗黒聖闘士編のような展開になる! のか!?