俺の屍を越えてゆけR プレイ日記(1) 開始〜1年目10月

 やっと始められました。『俺の屍を越えてゆけ』のPSPリメイク版。

俺の屍を越えてゆけ (通常版) - PSP

俺の屍を越えてゆけ (通常版) - PSP

 プレイステーション版の旧作は3,4周は遊んでる。どっぷりモード・ノーリセットで八年以内クリアとかも経験済み。ブランクがあるためうろ覚えの部分はあるものの、基本的なプレイ戦略・セオリーは自分なりにほぼ確立している。──がゆえに、リメイクによる変更点が誤算を生み、足元をすくわれるのではないか? という期待がある。自分の慢心・先入観からひどい目に遭いたい! そこから砂を噛みながら這い上がりたい! そんな気持ちで開始します。
プレイ方針

導入

  • プロローグ(お父さんとお母さんが大江山でがんばる)を見たら、いきなり「大江山では火の術の威力半減!」みたいな旧作にはなかった要素が。なるほどそういうのがあるのか。
  • 初代当主は僕なので、上記の命名ルールには従わず鈴藤不落太と名付ける。初代当主の素質は結構ばらつきが大きかった(旧作知識)はずだが、まあまあ当たりといえるレベル。
  • 最初の交神相手は水神・魂寄せお蛍を選択。これは序盤は特に重要な体の水(HP)を伸ばせること、そして相翼院で水神・白浪河太郎の解放条件を満たせることから、選択の余地なく一択と(僕の中で)されている。もちろん、リメイク版で解放条件が変わっていない保証などどこにもないのだが!
  • 生まれてきた女の子は千早と命名。魂寄せお蛍の素質からすればしょうがないことだが、不落太にはやや劣る素質。

1018年(1年目) 4月

  • 討伐:相翼院(奉納点0->532)
  • 戦果:白浪河太郎解放
  • 投資:商業400両(復興レベル0->1)、宗教800両(復興レベル0->1)、娯楽100両

 とにもかくにも開始。初期メンバーは不落太(0才8ヶ月、男、剣士)、千早(0才4ヶ月、女、薙刀士)の二人。
 まずは「七光りの御玉」を2個売り、作った資金で商業部門・宗教部門に投資してそれぞれレベルアップ。余ったお金で回復薬を買い、携帯袋を回復薬で一杯にして*1相翼院討伐へ。
 相翼院を選んだのは、白浪河太郎を解放できるか確かめるため。鬼に変えられた神様を解放するともれなく「朱の首輪」という呪われた装飾品がもらえるのだが、これが使い途あるし、売ると4444両という序盤では大金といって良い値段がつくしで、可能であれば早めに手にしておきたかった。で、成功。よしよし、旧作の知識は今回も通用するようだな。
 あとこれは旧作にはなかったけど、神様を解放するとボーナスで戦勝点(=奉納点)がもらえるのね。白浪様からは280点くらいもらえて、一月めにしてはかなりホクホクの結果となった。

1018年(1年目)5月

  • 交神:不落太・羽黒ノお小夜(奉納点532->392)
  • 投資:娯楽200両

 さっそく交神。まずは一月でも早く4人パーティを組めるようにするのが鈴藤家の急務である。
 白浪様のおかげで思った以上に奉納点が貯まり、選択肢も広がったのだが、ここで羽黒ノお小夜を選んだのは、確か彼女の子どもがいることがやたノ黒蝿様の解放条件だったため。やたノ黒蝿様は序盤から終盤に至るまで最重要神といって良い存在であるため、早く解放できるに越したことはない。これも旧作で培ったセオリーの一つである。
 あとは雑貨屋が棚卸しで一割引だったので、引波の御守を少々買い溜めしておく。

1018年(1年目) 6月

  • 交神:不落太・松葉ノお甲(奉納点392->0)
  • 投資:娯楽300両

 次の交神はもう一月くらい討伐で奉納点を貯めてからにしようかな、と思っていたのだが、ふと神様リストを眺めてみたら、低価格帯(失礼)では比較的体の素質が高いことで一定の評価を(僕の中で)得ている松葉ノお甲様の必要奉納点が、ちょうど392点ではないですか! ということで交神。4月に白浪様を解放できたのがこんなところで効いてきたなー。

1018年(1年目)7月

  • 誕生:貴音(女、剣士)
  • 討伐:白骨城(奉納点0->371)
  • 戦果:特になし
  • 投資:娯楽400両

 待望の第二子・貴音は羽黒ノお小夜様の良いところをちゃんと受け継いだ感じで、総合的に見て父・不落太を上回る素質といって良い。よしよし。体の土(防御力)の素質が高いので、前衛職の剣士になってもらうこととする。
 討伐先は夏しか行けない迷宮・白骨城。鉄クマ大将相手でもわりとなんとかなるね。城外にブンブン刀、四の丸に笹の葉丸・木霊の弓と、属性武器多数を確認。でも手に入らず。
 旧作と比べると、全然健康度が減らないことに気づいた。旧作では体力半分でターン回ってきたらそれだけで10以上減ってたと思うのだが、こっちでは1も減ってないぞ? これなら連続討伐も楽勝かも。
 他に気づいた違いとしては、画面をスクロールした際の敵の復活が多くなってる気がする。これはメリットの方が大きいと思う。旧作では、熱狂の赤い火が来るまえに狩場の鬼を減らさないように気を使ったりしたものだが、今作ではあまり気にしなくて良さそう? あと、一月の経過時間は短くなってるように思う。これは据置機から携帯機に替わるうえので調整ってことかな。

1018年(1年目)8月

  • 誕生:赤也(男、薙刀士)
  • 討伐:鳥居千万宮(奉納点371->761)
  • 戦果:木霊の弓、火車、地鳴り
  • 投資:娯楽500両

 術の併せつよい。ちょうつよい。まさか赤玉の二人併せで紅こべ大将を倒せようとは……。倒してたら通常ドロップで木霊の弓をゲット! いえー。だけど新しいお子さんはもう薙刀士って決めちまったんだぜー。当面弓を使える奴がいない!
 話が前後したが、第三子・赤也は松葉ノお甲様譲りで体の火(攻撃力)の素質が誰よりも高いので、この代のエースとなるべく薙刀士に決定。これにて最初の四人パーティは剣・薙刀・剣・薙刀という不器用そうな構成になることが確定したが、弓使いなんて一人だけいてもあまり意味がない(槍使いなど他の後列攻撃と組み合わせてこそ真価を発揮する)と思っているので、これで良いのです。木霊の弓があれば話は別のような気もするけど、これで! 良い! のです。

1018年(1年目) 9月

  • 討伐:鳥居千万宮(奉納点761->1145)
  • 戦果:木霊の弓×3、岩石落とし×3
  • 投資:娯楽600両

 熱狂の赤い火が出たのでこんな戦果になった。木霊の弓はともかく、属性槌の岩石落としは非常に高く売れるのでおいしい。初陣の貴音は基本的に後列で防御。赤玉だけでも予め覚えておいてもらえば、併せ術に参加できるのでぐっと役に立てたんだけどね。

1018年(1年目) 10月

  • 討伐:九重楼(奉納点1145->1844)
  • 戦果:やたノ黒蝿解放、ツブテ。七天斎八起打倒。
  • 投資:商業2400両(復興レベル1->2)、娯楽700両

 初めての九重楼。ここは入り口近くに中ボスがいるため、貴音が初陣を終えてそこそこ使えるようになるまではやめておこう、と思っていたのだった。赤也はこれが初陣だが、後列で防御しておけばまあ大丈夫だろう。で、問題なく中ボス・七天斎八起打倒。やっぱり三人で赤玉併せられるようになると楽だね。しかしもらえる戦勝点が70って……バカなの?
 九重楼内部では一階・ニ階に最重要術の一つ・くららを確認。二階には属性刀の益荒男刀もあり。そしてやたノ黒蝿様解放! よし、やはり神様の解放条件は同じだ。あなたには次世代を担うのエースの親になってもらう。
 岩石落としを売って資金に余裕ができたので、商業部門に投資・レベルアップ。ここまでは結構いいペースじゃないかな。

*1:最初の月はまだ誰も回復術を覚えていないので、アイテムが生命線になる