許斐剛

ジャンプ6・7号感想

読んできた。今年最初のジャンプ感想、行くぜ。 <週刊少年ジャンプ6・7合併号感想> ◆アイシールド21 「稲垣先生どーいう気だ!?」 「勝つ気さ!!」(神龍寺ナーガに) 普通に驚いた。ラスボスだと思ってたんで。 第二部開始直後じゃなかったら神龍寺に勝…

さあみんなで考えよう(タンホイザーサーブに代わる新しい名前を)

今年もジャンプを読み倒した一年であった。来年も読むであろう。再来年も読むであろう。「いつまで読み続けるつもりですか?」と訊かれたら、こう答えようと思ってる。 「それ、俺より詳しい奴いるから、ちょっと訊いてくるわ」 <週刊少年ジャンプ4・5合併…

<ruby>タグを多用して語れ VS氷帝学園戦これまでのあらすじ(3号)

さて、今日は全国大会準々決勝、青春学園vs氷帝学園戦のこれまでの流れをおさらいするぞ! うろ覚えの人、読み逃してしまった人もこれで安心だ。 第一試合(S3) 青学先鋒、《風使い(ウェザー・リポート)》桃城武に対するは氷帝の天才、《千の技を持つ男(…

今週のテニスの王子様FAQ(よくある質問とその回答)

Q:「不二先輩はああ言ってますけど、大石副部長の手首が限界なら菊丸が打てば良かったんじゃないんですか?」 A:「違います。彼らは《同調》しているのですから、当然のことながら痛覚も共有することになるのです。大石が限界ならば菊丸もまた限界。これは…

今週(1号)のテニス感想。あるいは『エージ、増えないのか?』

Q:ダブルスで選手が《同調》するとどんなメリットがあるんですか? 良いテニス読者:「相手の次の動きが分かるようになるんじゃないかしら。」 悪いテニス読者:「いや、互いの技を『共有』できるんだと俺は見たね。」 許斐剛:「宙に浮けるようになるんだ…

んで、今週の『テニスの王子様』感想(52号)

二十一世紀初頭に考案されたテニス物理学の暫定的統一理論・《トガシ理論》によれば、青春学園三年・菊丸英二の動態はいわゆる《具現化系能力》の発露として記述される。この理論については皆さん当然お聞き及びであろうし、既に一定以上の賛同は得られてい…

今週の『テニスの王子様』感想(51号)

雨でグリップが滑ってミスしたり、緊張のせいでダブルフォルトしたり……最近の許斐剛はどうもおかしい。これじゃあまるで――まるで、テニスの試合みたいじゃないか。

『テニスの王子様』今週のまとめ

「VS氷帝学園、第四戦。ダブルス1。氷帝黄金ペアの片翼を担う《ザ・サーブ・マン》こと鳳長太郎はかつての弱点を克服し、なおかつ関東最速のスカッドサーブを越えて大会記録を更新した乾の新技『ウォーターフォール』をもういっちょ越えた新技『ネオスカッド…

二秒でわかる先週の『テニスの王子様』

手塚「この試合にかける氷帝学園の意気込み ただならぬものを感じる 次のダブルス1 今の青学に敵う者はいないかもしれん……」 ??「フッ 手塚よ そんなに心配ならばこのオレが自ら戦ってやろう」(ザッ) 手塚「な、なにい おまえは……!」 大石「この青学テ…

実写版テニスの王子様は少林テニスにあらず

現在、『テニスの王子様』実写映画版が製作途中にあるという事実は皆さん当然ご存知でしょうが、岐阜県で行われているというその撮影に『The 男爵ディーノ』の管理人さんがエキストラとして参加してきたそうです。 魔都、名古屋を征く(テニス関係は10月21日…

捕捉

『リヴァイアサン』は劇場版テニスの王子様にてリョーマの兄・リョーガが使用った津波を呼び寄せるスマッシュの俺名称ってことでどうか一つ。 (ええ……! 観たの!?) (――ああ、観たぜ!!)

週刊少年ジャンプ47号感想

Q.かばじが強くて倒せません いま全国大会で氷帝学園とたたかっているのですが、かばじが強くてぜんぜん勝てません。てづかくにみつでもムリでした(もちろん百れん自得のきわみは覚えてます!)。こんなの勝てる人いるんでしょうか!? おしえてください。…

過去の戦績から判断する氷帝学園の最適なオーダー

梗概 次週発売の週刊少年ジャンプ30号より、『テニスの王子様』において青春学園VS氷帝学園の試合が始まるが、青学が既に対戦経験のある中学と再戦するというのは作中初の試みであり、大きな社会的関心を集めている。 しかしながら近年、主人公・リョーマに…

あれ、そういえばバイキングホーンの説明ついになかった?

今年度のサークルの新人諸君にはジャンプ読みが多いようで、ジャンプ一筋十五年(リアルで引く数字だ)の私にとっては大変喜ばしいことなのだが、一つ残念なことがあった。いくらか話をしてみたところ、つい最近まで高校生であった彼らにおけるテニスの王子…

日記に書くまでもない最近の13のできごと

1. 風の大地に今年初めてシルバー・スコット・ウォーレン登場のこと しかも首位だ。めでたいめでたい。ブラッド・オーウェンの超絶技巧に目を見張りながらも次のコマではしっかり過小評価してるあたり、ウォーレン未だ衰えず。またいい感じな足の掬われ方を…

シリーズ・テニスの王子様がSRCデータ化したら(その2)

参考:SRC公式サイト その1:2004/12/21 ニュアンス。SRCというのは要するに『スーパーロボット大戦ツクール』とでも呼ぶべきフリーウェアなんですが、このシステムに従って『テニスの王子様』キャラクターをデータ化することで、連中の変態能力を戦闘能力と…

乱れ撃ち漫画感想 in 年明けサンクス/週刊少年サンデー・週刊少年ジャンプ感想

「明けたね」「明けましたねえ」「なんかこう、三箇日越えた辺りでこうさ、ようやく実感が湧いてくるよねえ。無料トライアル期間終了、そろそろ平常授業再開ですみたいな」「もう諦めて2005という数字を受け入れなきゃという」「今年は人生二度目の年男なわ…

シリーズ・テニスの王子様がSRCデータ化したら(その1) / 週刊少年ジャンプ感想・番外編

参考:SRC公式サイト ニュアンス。SRCというのは要するに『スーパーロボット大戦ツクール』とでも呼ぶべきフリーウェアなんですが、このシステムに従って『テニスの王子様』キャラクターをデータ化することで、連中の変態能力を戦闘能力という別の評価軸に換…

n個の物語形式の一つ、『予言』 / 週刊少年ジャンプ3・4合併号感想

◆NARUTO オビトもう死ぬのか! 多分次回で番外編の最終回だろうけど、この話数でやるんならせめて初めから写輪眼開眼してなくちゃ……。せっかく『予言』という魅力的な物語形式*1を使ってるのに、それがあんまり生かされていない。もったいないなあ。 ◆HUNTER…

九月期ジャンプ打ち切りレース、開催迫る

それは数ヶ月前、後輩女史から聞いた話だった。 「私の友達で、ビデオ屋でバイトしてる子がいるんですけど」 「うん」 「そのお店の近くに、藤崎竜の仕事場があるらしいんですよ。仕事場っていってもただのマンションの一室らしいんですが」 「藤崎竜って………

ジャンプ感想。或いは『アンチ少年漫画としてのシャーマンキング』

あんまり日記書いてる暇ないんで一週遅れのジャンプ感想でお茶を濁すよ。いつもみたいに意味不明の前フリを書いてる時間さえないんだ! 毎度のことっちゃあ毎度のことなんですが、ジャンプが手元にないため台詞引用は一部正確ではありません。予めご了承のほ…

ジャンプ36号感想(機能的なタイトル再び)

「ナルトくん」 「はい」 「ピューと吹く!ジャガーくん」 「はい」 「武装錬金くん」 …… 「武装錬金。武装錬金はまた休みか」 「あ、武装錬金くん、こないだの臨海学校ではしゃぎすぎて熱出したって言ってましたー」 「そうか。武装錬金、欠席、と……。次、B…

男もすなるジャンプ感想といふものを女もしてみむとてするなり

「いや、君、男じゃん」 というわけで、ジャンプ感想です。 ◆テニスの王子様 「意識的に『無我の境地』を扱えるとはな」──もう日本語ですらない文章を何の違和感も持たせずにキャラクターに喋らせてしまうのが許斐剛の48の殺人技の一つ。風林火山も殺人技…

武装錬金は武装錬金の名前がひどいよね。

「ハンターハンター様の居られぬジャンプなど、私、堪えられませんわ!」 「あんな男、ネテロ会長のまるでレーザー測量で作成した地形図のごときツラの皺を書くのに二週間も費やすような男、忘れなさい!」 「いややもん、ウチはハンター様がいいんやもん」 …