漫画

今週のテニスに感想は無理

『今週の冒頭三ページ、【TK Works presents.】〜【Genius340 テニスの王子達へ】までの流れを目にして「すわ最終回」と焦り怯えたリンドウさんは、それが早合点にすぎぬとわかった今となっても、以前のように心安んずるというわけにはいかないようです。そ…

今週のテニス感想(Genius339 『1球勝負の行方』)

・数値的データについて ・総ページ数:17P(内見開き 3回 × 2 = 6P) ・総コマ数:45コマ ・単位ページあたりコマ数:45/17 ≒ 2.65 [コマ/P] もし世界が100ページのテニスだったら、その36ページは見開きで、うち18ページに金太郎さんがいます。コマ数はぜ…

今週のテニスの王子様(Genius338 『悪魔』)

これまでのあらすじ: ──コート上で少年が磔刑に処されるとき、キミは緋色の悪魔を目撃する! 切原赤也はテニスが大好きなごく普通の中学生。テニスの名門・立海大付属中学に入学した赤也は、得意の殺人テニスを武器に、皇帝・真田、紳士・柳生ら頼もしい仲…

“ターゲットのプレートは……3点”

最近のエム×ゼロを読んでるとHUNTER×HUNTERがいかに偉大だったかよくわかりますね。冨樫先生、ほんと早く帰ってきてください。 最近、コミックス買ってグリードアイランド編を読み返したんですが、最終局面に至って『徴収(レヴィ)』の呪文が重宝されている…

週刊少年ジャンプ14号感想

ジャンプ感想一つ書くにも週末を待たねばならんとは。どうも会社という奴は、僕の人生の半分くらいは自由にできると思ってる。やはり四千円四千万円拾うしかないのか……。 ◆サムライうさぎ (第一羽 『うさぎは跳ねる 跳ねるはうさぎ』) ユンボルと入れ換えと…

さようなら重機人間ユンボル さようなら──ッ(第10工程 『そして建設へ』)

・「『過労死』か…… ゲンバー大王の最期は『過労死』……」(康一くんの顔真似で) お恥ずかしい話なんですが、今朝がた夢を見たんですよ。ユンボルが終わらなかったという夢を。タイトルは第10工程『セーフかよ』で、誰がどう見ても終わる展開なのに最後のペ…

今週の重機人間ユンボル(第9工程 『ドカルトトラップ』)

あたりまえの話 なんだけど ある漫画が打ち切られる ということは もう二度と その続きが読めなくなるということなんだな ふらくた 自ら掘削工事に参加している現場主義のラスボスにも、電動ネジ回しで敵に止めを刺す亡国の姫君にも、もう二度と。 ・優れた…

今週のテニスの王子様(Genius335 『己の限界点』)

素晴らしい展開を思いついたぞ。この試合、きっとこのまま手塚が勝つね。 ・ 手塚、千歳に圧勝 ↓ ・ 決勝進出に沸く青学勢 ↓ ・ しかしそのとき、全国学生テニス連盟より試合中の覆面着用は反則との通達が!(ヅラはセーフ) ↓ ・ 結果二勝二敗となり、決着…

『純粋』の異名を持ち跡部の心を自在に操る高貴なる氷帝レギュラー

×樺寺 ○樺地 でした。私としたことが……今さらこんな初歩的なミスを……。謹んで訂正させて頂くとともに、ご指摘くださった紫のバラの人に感謝の意を表明します。ありがとうございました。

夢にまで見た重機人間ユンボル

巨大化によるショベル一閃 見た目は幼くとも 元ドヴォーク重機士団隊長の工事力である 同時に ドリルのアースオ−ガトルネードは右腕 バイスのデスグラップルは頭頂部に ゲンバー大王の掘削工事はバーラック市街に狙いを定め ボリングが繰り述べたるは爆ダム…

こんな才気が煥発したら僕はもう…!(今週のテニス(Genius 332『お膳立て』))

「サーブを打ったらコートの外へ出ぇ 2対1でも止むを得へん」 「俺も退がるとしよう」 出ました。来ました。許斐です。最高純度の許斐剛。永いテニスの歴史上でも「一人でダブルス」以来といえる暴挙の実用新案・「二人なのにシングルス」のお披露目です。「…

えすのサカエ『未来日記(1)(2)』

未来日記 (1) (角川コミックス・エース (KCA129-5))作者: えすのサカエ出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2006/07/21メディア: コミック購入: 4人 クリック: 214回この商品を含むブログ (339件) を見る未来日記 (2) (カドカワコミックスAエース)作者: えすの…

今週のテニスの王子様(Genius 330 『最大の礼儀』)

予測していたことではあるが、僕の思う「ぎりぎりのライン」(参考:id:rindoh-r:20061226)など許斐先生は一顧だにせず跳び越えてしまわれた。予測していたことではあるが。もちろん、『二拾壱式波動球』の次のページの話をしている。もう断絶もクソもない…

週刊少年ジャンプ4/5合併号感想

◆NARUTO(ナンバー336:一転、窮地…!!) 今週のナルトは面白いのでは? 珍しくちゃんと頭を使っているのでは? と友人にメールを出してみたところ「モルダーあなた疲れてるのよ(大意)」という返答を頂いた。まあ確かにね。冷静に読み返してみたら雑な作戦…

週刊少年ジャンプ3号感想

ちょっと時間があったので、久々にテニス以外の感想を。 ◆NARUTO 1.せっかく四属性撃ち分けられるのに弱点を突こうという発想のまったく出てこない角都さん問題 属性の強弱関係という新概念が登場した直後の戦いなんだから、普通「こっちの打つ術打つ術すべ…

今週のテニスの王子様(Genius 328 『本家』)

ああ、タカさんの活躍*1観るのって久々だなあ……。タカさんの試合って、なんかこう、ケロッグ・コーンフロストのCMみたいで良いですよね。いや、グゥーレイトォォ! のコマがそれっぽいってだけなんですけど。 血を吹き、テニス史上かつてないレベルの吹っ飛…

『重機人間ユンボル』感想(第1工程 『生まれるユンボル』っていうか『いきなり姫』)

始まりました。僕らの武井宏之大先生が描く新感覚重機ファンタジー。失われた祖国を再建(文字通り)するために体は子供・心はおっさんの重機人間・ユンボルくんが大活躍ですよ! なんだそりゃ! 「ドヴォーク重機士団 只今現場に見参だ」の見開き 主人公ら…

今週のテニスの王子様(Genius 327 『ライバルだからこそ』)

ぎゃ、逆トリック……! こうも完全に裏を衝かれようとは……ッ! 何がすごいって、読者が覆面・即・入れ替わりを意識するであろうことが当然のこととして折り込まれているのがすごい。言い換えればその程度の発想が出てこない奴はハナから相手にしていない。一…

『重機人間ユンボル』から香る打ち切り臭は異常 / 再来週のジャンプ

まだ始まってもいない漫画の打ち切りをここまで心配したのはいくら僕でも人生初だ。願掛けの意味も込め、今日から一人武井宏之強化月間を開始しようと思う。とりあえず恐山ル・ヴォワールを毎朝暗誦(しまったこれ別れの詩だ!)。

今週のテニスの王子様感想(Genius 326 『モノマネ王子』)

かくして、覆面即入れ替わりという我々の判断の正しさが証明されたわけですが、この程度のことで許斐先生に一矢報いたなどと図に乗ってはなりません。まだなお、『二人はいつ入れ替わったのか』という問題は残ります。 青学勝利で試合終了、覆面を脱いだ二人…

今週のテニスの王子様感想(Genius 325 『意地を張れ!!』)

ついにヴェールを脱いだ“四天宝寺の奈良じゃない方”こと一氏ユウジ真の能力。その名も『モノマネ』。すわ樺地・無我に続く第三のコピー能力か、と考えてしまいがちなところだけれどちょっと待て。あの許斐先生が、氷帝戦において既にコピーVSコピーを描き終…

スルー力は有限と微小の焼きたて!!ジャぱん

『焼きたて!!ジャぱん』の黒崎のおっちゃんが助かった理由ほどスルー力が試されるシーンは珍しい。 ──『続・インターネットの殺人』より ×黒崎→○霧崎ですよイン殺さん! というのはまあ、要らぬ揚げ足でありますが。 そもそも前回、「パンをぶつけられて人が…

佐藤大輔(作)/伊藤悠(画)『皇国の守護者(4)』

皇国の守護者 4 (ヤングジャンプコミックス)作者: 伊藤悠,佐藤大輔出版社/メーカー: 集英社発売日: 2006/11/17メディア: コミック購入: 5人 クリック: 31回この商品を含むブログ (229件) を見る これにて終結、北海道(作中地名では“北領”)撤退戦。原作小説…

今週のテニスの王子様(Genius 324 『ポーカーフェイスを手に入れろ!』)

「凄ぇ〜っ ポーカーフェイスだ 何考えてるのか全然わかん無いっス!」 (青学一年・談) うん、確かに。「相手が試合中に笑わせてきて困るから覆面をかぶって対抗する(そして実際それで解決する)」という発想は何考えてるんだかさっぱりわからない。論理…

今週のNARUTO

連載開始から七年変わらぬ「すべてを影分身で解決する思想」に、我々は感動の念を禁じ得ないのです。

俺のテニスはクゥールテニス

最近友人が気づいた大発見。『COOLドライブの軌道はちゃんと“cool”の形になっている』。 ドライブBの軌道が“B”の字を描くことはテニプリ信者の間でなくとも既に常識でしょうが、COOLドライブもそうであったという話。みんな、筆記体の“cool”を思い浮かべるん…

テニスは勝負だ! カカカカカーッッ

ちなみにドライブAはアタックのAだと思います。

今週のテニスの王子様感想(Genius 323 『コメプリ』)

「こうなったら俺達もやるしかねぇな… 同調(シンクロ)!」 「で 出来るかぁ!!」 「完全に惑わされてる…」 当初、四天宝寺の奈良に対してこわごわながらも一応ツッコミの姿勢を見せていたはずの桃城が、ここに来て突如ボケと化す。慌てて海堂が反応するん…

週刊少年ジャンプ48号感想

◆家庭教師ヒットマンREBORN! ばばばばバキだー! リボーンがバキみたいなことになっとるゥー!(これが もうじき18歳を迎えようとする少年 雲雀恭弥 ベストコンディションの姿である) 後生だから立ち上がってくれるなゴーラ・モスカ。そしたらちょっと、僕…

今週のテニスの王子様(Genius 321) / 『不二周助=涼宮ハルヒ仮説』の破綻と展開

敗けた……。あの“敗けずの不二”が、ハンデなしのシングルス戦で敗けてしまった……ッ! これまでのテニス界の常識を根底から覆す、大激震の一話であります。我々が長年温めてきた『不二周助=涼宮ハルヒ仮説』も、語る機会に恵まれないまま破綻してしまいました…